週トレ短期売買(6月15日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

6/15(金)日経平均株価は△113円の22851円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは小幅に下落して3日続落となりましたが、ナスダック指数は上昇して反発、2日ぶりに過去最高値を更新する展開になりました。米FOMCの結果は織り込み済み、中国への追加関税発動と言う報道にもさほど悲観は強まらず、悪影響も一部の関連銘柄に限られると言う展開です。もちろんこの先の対中国動向次第では全体に悪影響が広がる懸念は有りますが、現時点では中国への追加関税発動?との報道も過度に警戒する必要は無いと言う感じです。

欧州ではECB理事会が開かれ、現在行われている量的金融緩和政策は年内に終了する事が決まりましたが、来年の夏頃までは利上げはしないと言う方針も決まり、金融市場にも安心感が広がると言う展開に。急激な政策変更は金融市場も嫌がりますが、緩やかに進める政策変更であれば対応も可能、更に言えばいずれは金融政策の正常化時期は訪れますので、金融市場が重視するのはそのやり方です。米国も欧州も金融政策の正常化に踏み出していますが、そのやり方は非常に緩やかに進めており、金融市場への配慮を感じる限りは悪影響も限定的になります。

歴史的に見て、金融政策の正常化をする時には、まずは米国から始まり、次に欧州、最後に日本の順で進むのがこれまでのパターンです。今回もこの例に漏れず、日本が最後になりましたが、欧米が先に金融政策の正常化を進めると言う事は相対的に円安が進むと言う事でもあり、円安が進まなくとも円高には振れ難いと言う事ですので、日本の株式市場にとっては追い風になります。昨日は中国への追加関税発動報道と円高進行で下落した日経平均でしたが、今日はすかさず反発、寄り付き直後には22885円まで上昇しました。しかし買戻しが一巡すると戻り売りに押されて上げ幅を縮小、しかし円相場が一段安になると日経平均も再度上昇に。米国が中国への追加関税を発動するかどうか?15日が期限とされていますので、今夜の米国動向を見極めたいとの心理から戻り売りも出ていますが、それ以上に円安進行が勝ると言う展開。しかし中国への追加関税を課す候補となる製品も、業界団体から意見を募り、企業にとって弊害の有るものは削除して、出来る限り企業に悪影響が無いようにと配慮しているようです。

ざっくりと言えば米国企業が困るような製品は追加関税の対象から外し、関税をかけてもさほど悪影響が無い製品に追加関税を掛けると言う感じですので、実体経済にはさほど悪影響は無さそうです。その辺りの事を理解しているから昨夜の米国株も悲観が強まらなかったと思います、一応今夜の状況を見守りたいとのムードは有りますが、結果が明らかになれば来週以降は再度日経平均23000円にチャレンジするような展開になるのではないかと思います。

 

 

【当面の相場展望】

15日に中国に追加関税を発動するのかどうか?短期的にはそれによって株式市場の動向も決まります。しかし最終的には米中歩み寄り、妥当なところに落ち着くと思いますので、仮に一時的に悲観が強まるような展開があれば安値買いのチャンスだと思います。当面は米中通商交渉に再度注目が高まりそうです。

 

 

【週明けの見通し】

来週月曜日の展開は今夜にも有るかもしれない中国への追加関税発動が有るかどうか?その有無次第で週明けの日本市場の値動きも決まります。あっても限定的なら問題なし、無ければ株価は上昇、大規模な追加関税が発動されれば一時的には大きく下落。

 

 

【投資アドバイス】

日経平均株価は113円高の22851円で終了。昨夜の米国市場は膠着した展開になりましたが、ECB理事会の決定を受けて円安が進み、今日の日経平均も円安進行を好感する展開で反発。日銀金融政策決定会合の結果が発表されましたが、現状維持は想定内の結果、特に反応する動きは有りません。日銀の政策がどうこうと言うよりも、米国が利上げを続け、欧州も量的金融緩和政策の終了を決めた事で、金融政策の面からは円買いの要素は全く有りません。日米欧の金融政策から見れば、一段の円安が期待出来ると言う事になりますので金融政策から見れば日本市場には円安株高の期待が高まり易いと言う状況です。

日経平均株価の現状としては上昇トレンドが継続中、流れとしては23000円回復を伺う流れは依然続いています。23000円付近に上値の重さは有りますが、上値の重さは逆に見れば23000円付近に売りがたまると言う事を意味しており、先々23000円を好材料を伴って抜けて来た時には売り方の踏み上げを誘って大きな上昇圧力にもなります。ざっくりと言えば売りが溜まれば溜まるほどに買い戻しに転じた時の上昇圧力も大きくなります。23000円付近に上値の重さを感じるほど、先々の上昇圧力も大きくなる、その様に見て良いと思います。

日経平均は堅調な展開ですが、なかなか個別物色の動きに広がりが出て来ません、材料が出た銘柄などは急伸するものも有りますが、そこからの広がりが無く、保有銘柄の吹き上げにはもう少し我慢が必要と言う感じです。しかし米朝首脳会談と言う大きなイベントも無難に通過し、米利上げも同じく無難に通過、ECBの量的金融緩和政策の終了も波乱なく通過し、目先唯一の警戒材料は米中貿易摩擦への懸念です。これが無難に解決すればその時はこれまでに溜まったマグマが噴火するように日経平均も大きく上昇すると思います。

逆に米中貿易摩擦の状況が悪化すれば一時的には少し大きく下げる可能性は有りますが、これまでにも繰り返し述べて来たように、最終的には米中歩み寄ると思いますので、仮に一時的に下振れするような展開が有れば先を見据えて安値買いを実行すれば先々利益を生むと思います。当面は何かキッカケが欲しいところでは有りますが、日米欧中央銀行の金融政策決定会合が終わり、今後は円安が進む展開も期待出来ます。円安進行がきっかけとなって日経平均は一段高、それと共に個別物色も強まると言う展開も期待出来ます。もう暫くは保有銘柄も我慢の局面が続くかもしれませんが、いずれは上昇に転じる時期は来ます、引き続き保有継続で吹き上げを待つ、その様なスタンスで対応して行きたいと思います。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2018年7月
« 6月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページ上部へ戻る