- Home
- 2. テクニカルワールド
- 出島テクニカルワールド(6月12日推奨銘柄 )
出島テクニカルワールド(6月12日推奨銘柄 )
- 2018/6/12
- 2. テクニカルワールド

↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
6/12(火)日経平均株価は△74円の22878円で終了。イタリアのトリア経済・財務大臣がユーロからの離脱を否定し昨夜の欧州株が軒並み上昇、欧州懸念の後退で円安が進み、米朝首脳会談への期待も加わって今日の日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には23011円まで上げ幅を拡大。その後一旦売りに押されてマイナス圏に沈む場面も有りましたが、米朝首脳会談の推移を睨みながら日経平均も乱高下、今のところは米朝首脳会談も無難に通過していると言う感じです。投資スタンスとしては引き続き銘柄重視で、好業績、下値不安の少ない銘柄で吹き上げの可能性を持つような銘柄を中心に買いを考えるのがベターと言う投資環境です。
【銘柄情報】【本日終値446円】
(JQ)不二精機(6400) 機械 100株
精密金型や成形品などを手掛けている同社ですが、成形品は東南アジアでの日系2輪・4輪の現地生産増が追い風で好調、医療機器用金型も高性能・超寿命を背景に受注を拡大、更に中国ではトイレ革命としてトイレの近代化を進めていますが、日系衛生陶器の水廻り成形品の受注が舞い込むなど、中国トイレ革命関連の一面も有ります。足元業績も好調に推移しており、2017年12月期は経常利益が前期比2,5倍と急拡大、2018年12月期見通しも前期比倍増が見込まれており1株利益は30円の見通しです。北朝鮮の経済開放が進めば同社にも追い風になると思われ、テクニカル的にも昨年12月に656円まで上昇した後の調整もほぼ終盤、調整一巡感が強まり再上昇に転じる展開が期待出来ますので押し目買いで臨みたい銘柄となります。テクニカル的には400円付近が下値支持帯になりますが、まずは430円台で買いを狙い、その後安値が有れば410円台で買い増しを実行したいと思います。当面は500円付近が上値目処になりますので利食い目処は500円接近時、但し380円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
|
|
精密金型から出発、成形品受託が主体。2輪・4輪車部品中心に幅広く展開。中国、東南アに工場。成形品は東南アジアでの日系2輪・4輪の現地生産増が追い風。設備増強効果も発現。自動車成形品用途や利益率の高い医療機器向けに拡大が続く。工場自動化が進展し人件費抑制、償却増こなし営業増益続く。上海工場(自動車成形品生産)へ日系衛生陶器の水回り成形品の受注舞い込む。 |