出世株発掘ドリーム・レポート(2018年4月13日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価4/13終値21778円

日経平均0413

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

米中貿易摩擦が激化するのでは?との警戒を強めていた株式市場ですが、4/10に行われた中国の習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容が伝わると相場状況は一変、日経平均は一時21933円まで上げ幅を広げました。習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容は、ざっくりと言えば開かれた経済は中国の国益と述べ、自動車などの関税を引き下げ、出資や保険分野など金融規制を緩和し、知的財産保護にも触れ、トランプ政権が問題としている事に全て回答をしたと言う格好。トランプ政権に対抗するように、米国の対応を批判するのでは?との見方も一部には有りましたが、蓋を開ければ自由貿易推進の内容になり、株式市場も好感すると言う展開になりました。米国が軍事攻撃を検討しているシリア情勢やフェイスブックの個人情報流出事件を受けて今後ネット企業への規制が強まるのでは?との警戒も有りますが、最大の警戒材料であった米中貿易摩擦問題に解決の見通しが見えた事は株式市場にとっては大きな好材料です。しかしながら現段階では希望が見えただけで有り、今はまだ米中通商交渉の途上です、先々最終的に決着するまでは楽観は出来ませんが、ある程度は中国が妥協して、米中どちらも折り合えるところに着地できそうな目処が見えた事は安心材料になると思います。

 

しかしながら、米国が保護主義的な主張を強め、中国が自由貿易推進を訴えるなど、一昔前には考えられない状況になっています。それだけ米中の力の差が接近し、最先端技術における覇権争いとの見方も有りますが、米国に一昔前ほどの余裕がなくなっている証拠かもしれません。衰退しつつある米国、伸び続ける中国、良くも悪くもこれが今の世界の現実です、ちなみに日中ハイレベル経済対話が8年ぶりに復活する事が決まり、来週の16日に開催されるとの事です。中国の外交の基本パターンは、米国との関係が良い時には日本には厳しく、逆に米国との関係が悪くなると日本に接近、今回の日中ハイレベル経済対話の復活もその様な背景からだと思います。しかし日中経済関係が良くなる事は日本企業にとっても良い事、当然株式市場にとっても好材料になります、まだ米中貿易摩擦問題や北朝鮮・シリア情勢、など諸々警戒材料は有りますが、株式市場の状況も2月の暴落的な株価下落のひずみが徐々に緩和され、先行きに対しては徐々に明るさが見えつつ有ると思います。

 

日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25・200日移動平均線を上回って推移し、ボリンジャーバンドやMACDなどから見てももう一段の上昇が期待出来る状況です。まずは3/12戻り高値の21971円が上値では意識され、ここを突破出来れば次に意識されるのは2/27戻り高値の22502円です。ざっくりと言えば、2/27戻り高値の22502円を超えれば、2月の暴落的な株価下落による相場のひずみも解消され、新たな相場が始まる事になります。まだ楽観に転じるのは時期尚早ですが、米中貿易摩擦と言う世界経済に大きな悪影響が出る大きな山は越えた感じもします、しかしシリア情勢や北朝鮮問題、国内政治混迷など、不透明要因がまだ残りますのでもう暫くは引き続き慎重な対応が必要です。

 

もう暫くは全体的には膠着した相場展開が続きそうな状況ですが、しかしその様な相場展開自体は悪い事ではなく、中小型のテーマ株や材料株にとっては物色が向かい易い要因にもなります。日経平均や主力銘柄の値動きが膠着すれば、必ずテーマ株や材料株を中心とした個別物色の動きが強まります。昨年の日本市場も1月から9月ぐらいまではその様な展開でした、相場は繰り返すでは有りませんが、今年もテーマ株や材料株を中心に銘柄重視の投資スタンスが結果的にはリスク少なく利益を得る投資に繋がると思います。今はまだ個別物色も限定的ですが、この先時間の経過と共に徐々に強まって行くと思います。保有銘柄に関しても忍耐強く吹き上げを待つ、その様な対応を続けたいと思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 卸売業 9913 日邦産業 4/13終値700

 

買いゾーン①時価 ②650円前後 利食い目処1000円~1200円 損切り500円割れ

 

同社は独立系の電子部品商社で、エレクトロニクスから自動車、精密機器、医療機器向けなどを手掛けています。足元の業績も急回復しており既に今期業績見通しを上方修正済み、来期も業績続伸が見込まれ予想1株利益は67円、加えて同社1株純資産は1223円有り、現在の株価水準には割安感が有ります。又、同社は無線自動識別機能を持つRFID市場に早くから進出し、非接触ICカードリーダーやハンディタイプのリーダーライターなどを取り扱っており、セルフレジ、ICタグ関連として見直し買いの動きが強まっています。テクニカル的にも上昇トレンドが継続中で業績急回復の低PBR銘柄、加えてセルフレジ・ICタグ関連の材料性を考えれば当面割安修正高の動きが続くと思います。

 

9913 日邦産業 月足チャート

日邦産業月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※    何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

 

※次回の提供日は4/25(水)です。

 

 

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