週トレ短期売買(4月10日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

4/10(火)日経平均株価は△116円の21794円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に反発しましたが上げ幅は小幅、NYダウは一時400ドル以上上昇したものの大引けにかけて急速に上げ幅を縮めて終ると言う展開に。前日に米中貿易戦争激化への警戒が強まり大きく下落した米国株でしたが、昨夜はトランプ大統領の中国との通商問題は楽観しているとのツイッター発言も有り米株式市場も買戻しが先行する展開で始まりました。しかし現時点では米中歩み寄りの兆しは無く、楽観に転じるには時期尚早とのムードは強く、昨夜の米株式市場も買い戻し一巡後には再度売り直されると言う展開になりました。加えてFBI(米連邦捜査局)がトランプ大統領の顧問弁護士の事務所を捜査したとの報道も有り、政治の先行き不透明感が意識された事も大引け前の上げ幅縮小の原因のひとつだと思います。昨夜の米国株は上昇したものの急速に上げ幅を縮めて終ると言う、終り方としては余り良くない終り方を受けて本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均株価は反落スタート。昨日の日経平均の上昇も、昨夜の米国株の上昇を先取りした動きでしたが、米国株の小幅高と言う結果では日経平均の反落も致し方有りません。しかし、売り先行で始まり寄り付き直後に21542円まで下げ幅を拡大した日経平均でしたが、売り一巡後は押し目買いで切り返してジリジリと下げ幅を縮小。11時前にはプラス圏に浮上してその後上げ幅を拡大、米株先物が上昇している事や中国株の上昇、円相場も円安に振れ、次第に買いが強まる展開に。今日は中国の習近平国家主席が、ボアオ・アジアフォーラムで講演が予定されていましたが、その講演で自動車などの輸入関税を引き下げると共に自動車分野で外資出資制限を緩和するとも述べた事から日経平均も一段高に。中国の習近平国家主席の講演内容が伝わると株式市場のムードは一変、上値は重いと見て売っていた投資家の買い戻しも加わり日経平均は一段高に。トランプ政権は追加関税を課して保護主義を強めていますが、中国は逆に関税を引き下げて自由貿易を促進するような格好で、今後のトランプ政権の出方が注目されます。今週末はSQですので、日経平均に関しては上は22000円付近、下は21500円が意識される事になりますが、SQ絡みの売買も増加しますので、仮に22000円を抜けると売り方の踏み上げが加わり一段高となる可能性があります。

今週から米国では主要企業の四半期決算発表が順次始まり、来週以降は日本市場でも主要企業の決算発表が順次始まります。ざっくりと言えばこの先徐々に企業業績重視の相場へと変化して行くと思います。決算発表に注目が集まり、個別物色と言う動きが徐々に強まり、全体よりも銘柄重視と言うムードが強まる事は、現在保有しているような銘柄にとっては追い風の投資環境になります。

 

 

【当面の相場展望】

習近平国家主席のボアオ・アジアフォーラムでの講演を受けて、米中貿易戦争への警戒が大きく後退、今週は週末のSQに向けて22000円を突破出来るかどうかが注目されます。

 

 

【明日の見通し】

テクニカル面では一段高が期待出来ますが、明日日経平均が上下どちらに振れるかはやはり今夜の米国株動向と円相場次第。しかし相場の地合いは徐々に好転しており、個別物色は一段と強まりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

朝方は売り先行で安く始まった日経平均株価でしたが、中国の習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容が伝わると相場状況は一変、日経平均は一時21933円まで上げ幅を広げました。買い一巡後は戻り売りに押されて若干上げ幅を縮めて終りましたが、米中貿易戦争への懸念は大きく後退、今後はトランプ大統領の対応が注目されます。習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容は、ざっくりと言えば開かれた経済は中国の国益と延べ、自動車などの関税を引き下げ、出資や保険分野など金融規制も緩和し、知的財産保護にも触れ、トランプ政権が問題としている事に全て回答をしたと言う格好。トランプ政権に対抗するような米国の対応を批判するのでは?との見かたも一部には有りましたが、蓋を開ければ自由貿易推進の内容になり、株式市場も好感。米国が軍事攻撃を検討しているシリア情勢やフェイスブックCEOの議会公聴会なども控えていますので、買い一巡後は若干上げ幅を縮めて終った日経平均でしたが、米中貿易戦争激化への警戒が後退した事は株式市場にも好材料になります。しかし米国が保護主義的な主張を強め、中国が自由貿易推進を訴えるなど、一昔前には考えられない状況になっています。それだけ米中の力の差が接近し、最先端技術における覇権争いとの見方も有りますが、米国に一昔前ほどの余裕がなくなっている証拠かもしれません。衰退しつつある米国、伸び続ける中国、良くも悪くもこれが今の世界の現実です、ちなみに日中ハイレベル経済対話が8年ぶりに復活する事が決まり、今月の16日に開催されるとの事です。中国の外交の基本パターンは、米国との関係が良い時には日本には厳しく、逆に米国との関係が悪くなると日本に接近、今回の日中ハイレベル経済対話の復活もその様な背景からだと思います。しかし日中経済関係が良くなる事は日本企業にとっても良い事、当然株式市場にとっても好材料になります、まだ米中貿易摩擦問題や北朝鮮情勢など諸々警戒材料は有りますが、株式市場の状況にも徐々に明るさが見えつつ有ると思います。日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25・200日移動平均線を上回って推移し、ボリンジャーバンドやMACDなどから見てももう一段の上昇が期待出来る状況です。まずは3/12戻り高値の21971円が上値では意識され、ここを突破出来れば次に意識されるのは2/27戻り高値の22502円です。ざっくりと言えば、2/27戻り高値の22502円を超えれば、2月の暴落的な株価下落の影響も完全に払拭と言う事になります。まだ楽観に転じるのは時期尚早ですが、米中貿易摩擦の大きな山は越えた感じもします、しかしシリア情勢や北朝鮮問題、国内政治混迷など、不透明要因が有りますのでもう暫くは引き続き慎重な対応が必要です。まずは保有銘柄の吹き上げを待ちつつ、保有銘柄の利食いが進めば順次買い出動を進める、当面はこのような対応が基本スタンスになります。

 

 

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