リアルタイムサービス(3月30日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は213円高の21372円で前場を終了。昨夜の米国市場は反発して大きく上昇、個人情報流出問題で下落が続いていたフェイスブックやアマゾンなどハイテク株に買い戻しが強まり指数も大きく上昇。直近の株価下落で多くの機関投資家が運用指標に据えるS&P500の予想PERが大統領選挙前の16倍程度に低下した事も株価の割安感を強めています。又発表された経済指標も買い材料になると言う展開、ざっくりと言えばインフレ率はさほど上がらずに、雇用や消費者心理は改善が続いていると言う状況で企業業績の先行きにも楽観ムードが広がると言う展開です。しかし米国市場も大局的に見れば依然下降トレンドの流れは継続中で、昨夜の上昇も直近の下げに対する自律反発であり、依然日々の値動きは不安定な状況。加えて今後の米中貿易摩擦の交渉の行方や米朝首脳会談の結果など、先行き不透明な要因も有りますので、もう暫くは上げ下げを繰り返すような不安定な展開が続きそうな米国市場です。昨夜の米国株の上昇を好感して今日の日本市場も買い先行で始まり日経平均株は寄り付き直後に21403円まで上げ幅を拡大。しかし今日も上値の重さは変らず、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小しています。しかし今日は21320円付近に位置している200日移動平均線を超えて来ており、このまま200日移動平均線を上回って終われるかどうかが注目されます。日経平均株価にとっては200日移動平均線を超える事はテクニカル上では2月以降続いている下降トレンドを脱する為の最初の関門です。もちろん200日移動平均線を超えてもまだ幾つかの超えるべきハードルは有りますので、200日移動平均線を超えたからと言って安心は出来ませんが、投資家心理にとっては多少安心感が高まります。但し今日は3月期末で、保有している資産の評価額を高くしたいと言う意味から機関投資家などからドレッシング買いの動きも入りますのでその分は多少割り引いて見ておく必要が有ります。本当に底堅さが出て来たのか?まだ下振れリスクが残るのか?に関しては、来週1週間程度の値動きを見た上で判断すると言うスタンスが良いと思います。しかし日経平均株価に関しては依然値動きに不透明感は有りますが、個々の銘柄に関しては中小型のテーマ株や材料株など、銘柄重視の投資スタンスで対応すればさほど神経質になる必要は無いと思います。新規の買い出動はまだ急ぐ必要は有りませんが、チャンスが有れば順次買い出動を考えて行きたいと思います。今日も後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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