リアルタイムサービス(3月27日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は551円高の21317円で終了。昨夜の米国株が米中貿易戦争への懸念が一旦後退して大きく上昇、円相場も105円台半ばまで円安が進み、今日の日本市場も買いが先行する展開で上げ幅を拡大。北朝鮮の金正恩氏が中国を訪問との報道や佐川氏の証人喚問でも新たな事実は出てこず、加えて配当取りの買いや配当分の再投資の買いなど、今日が上がるべくして上げたと言う感じの株式市場でした。テクニカル的にもほぼ200日移動平均線付近まで戻した日経平均ですが、明日は配当落ちで200円程度下落し、配当関連の買い需要も無くなりますので需給も一旦悪化します。簡潔に言えば今日は買わなければならない投資家が多かった訳ですが、明日はその様な買いは無くなり、売りたい投資家が多くなると言う状況です。これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、中期的に先を見据えれば過度に悲観する事は無いものの、短期的には依然情勢は不透明で再度下振れの動きは想定しておく方が賢明です。米中貿易摩擦に関しても、これから色々な交渉が始まる訳で、その結果が株式市場が望むような結果になるかどうかはまだ何とも言えません。国内的にも佐川氏の証人喚問は一旦無難に通過しましたが、これで終わりと言う事にはならず、安倍内閣への支持率なども今後注視して行く必要が有ります。世論調査の内閣支持率が更に大きく下がれば安倍政権の継続は危ぶまれます、政権存続に赤信号がともれば海外投資家などは売り姿勢を強めて来ます。諸々問題は有れども、株式市場にとっては安倍政権が続きアベノミクスが続くと言う事が株高に繋がる大前提です。今日は株式市場も大きく上昇して過度な悲観も一旦後退と言う状況ですが、本質的には依然不安定な相場状況に変わりは有りません。弱気になる事は有りませんが、強気に転じるような状況でも有りません、もう暫くは慎重なスタンスで対応して行く事が求められる投資環境です。保有している銘柄に関しては、この先好材料などが出て上昇すればそれで良し、逆に一段の安値が有れば買い増しを考えて先を見据えた対応をすれば良し。新規の買い出動に関しては買いチャンスがあれば順次買いを考えて行きますが、今は積極的に動く状況では有りませんので、状況を吟味しながら順次進めて行けば良いと思います。又、今後の状況次第では短期のカラ売りなども考えたいとは思いますが、上げ下げを繰り返すような相場展開では、「上がればカラ売り」と「突っ込み買いの戻り売り」と言うのは、相反する対応ながら本質的には同じ意味を持つようなものです。上下どちらかに行き過ぎた時に逆張りで投資をすると言う事であり、それならば株価水準的にはカラ売りよりも突っ込み買い狙いの方がリスクは少ないと思います。もう暫くは不安定な相場が続きますが、基本的に銘柄重視の対応をして行けば、一時的には我慢が必要な時期は有っても最終的には結果は付いて来ると思います。

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