出島先物ワールド(6月11日推奨)

日経先物150611

寄り前情報
昨日の米国市場は大幅反発となりました。ギリシア懸念が薄らいだとかドル安を好感した買いが入ったとメディア等では解説していましたが、常々申し上げているように米国市場は調整と上昇を繰り返しているだけです。日本市場と違って調整すべき時に調整していますので、上昇する時にも力強い上昇になります。そして今年に入ってからの米国市場はボックス相場になっていますので、そのボックスレンジ下限に近付けば上昇します。終わった相場の変動理由を考えても明日の事は分かりません。そうではなくマーケットはマーケットメカニズムの範疇でしか動けないというだけの事です。昨日の日本市場は場中は恣意的な買い等で上値を伸ばす場面もありましたが、結局は陰線を引きました。従って昨日の変化日では下げ止まっていないという事になりますので、次の変化日程度までは下方向の作用が働き易くなっています。そのため米国市場が大幅上昇となってもCMEは上がっていません。
そのような前提で本日は、基本的には20260円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いと思います。但し、20010円(昨日の安値)以上で推移している間は上値を伸ばす可能性がありますので、売りも慎重にトレードしロスカットの設定は必須です。
買いは原則見送りで良いでしょう。20010円以上で推移していれば上値を伸ばす可能性はありますが、上値は重いでしょうしこの局面での買いに妙味はありません。明日のSQを通過し次の変化日をどのように通過するのかを見てから買いは考えれば十分です。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19840~20260
売買ポイント 売ポイント 20210~20260  ロスカット 20290
買ポイント なし

大引け情報
本日は20180円で寄り付き、寄り付きを安値に上値を伸ばし20260円で一旦抑えられました。10時直前に20260円を抜き20360円まで上値を伸ばし横ばいとなりました。引け間際にショートカバー等も交えた買いが入り20450円の高値で引けました。
メディア等では、欧米市場の大幅な上昇と朝方発表された経済指標が良かった事で買い安心感が広がったとし、為替も水準はともかく落ち着いていれば日本市場の底堅さを考えればそう売られる事もないだろうという解説をしていました。二次元的には比較的大きな陽線を立て大幅高となりましたので、メディア等がいうように日本市場の強さが目立った一日のように見えます。昨日が変化日でしたので米国市場次第ではリバウンドの可能性はありました。米国市場が大幅高でしたので今日の上昇も分からなくはありません。しかし、いくつかの点で違和感があります。まず昨日の変化日が陰線を引き、今日も一旦は20260円(昨日の高値)で抑えられました。それを恣意的な買い等で抜き上値を伸ばしましたが、上値は重く8日から9日にかけて空けたギャップを埋めるのが精一杯でした。引けにかけての20370円以上の買いは主にショートカバーです。要するにメディア等が言うようにこのまま6月のSQを通過して一段高していくような相場展開には見えないという事です。今日の買いが明日のSQ値を作りにいくためだけだとすれば要注意です。もちろん今後の展開も米国市場次第です。ただ、日本市場だけを見た場合先高を期待したポジション構築は見られません。メディア等ではロールオーバーが順調に進んだとの見方が多いようですが、期近のポジションがそのまま期先に乗り換えられたとは思わない方が良いと思います。ここからは期先のポジション構築の進捗具合を見ながら9月までのワンサイクルを考えていく事になります。それには1~2週間は見る必要があると思いますので、あまりバイアスは掛けずにマーケットを見ていた方が良いと思います。

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