出島先物ワールド(6月9日推奨)

日経先物150609

寄り前情報
昨日の米国市場は下落しました。欧州市場の下落と利上げ懸念が売り材料と解説されていました。米国市場に関しては調整の範疇と見ておけば良いでしょう。昨日の日本市場はギャップアップして寄り付きましたが、寄り付きをほぼ高値に陰線を引き下落しました。5月28日の変化日からの調整継続中という見方で良いでしょう。変化日の観点からはこの流れは次の変化日までは続くと思われますが、恣意的な買い等には注意が必要です。今年に入ってから日経平均は3日続落は一度もなく、日銀のETF買いも入り易いと思われます。日銀が3日続落を阻止してくる事は考えておかなければいけませんが、変化日でもない日に恣意的な買い等で下落を止めても日本市場の将来を考えれば上値を重くするだけです。目先はともかく大局を見誤らないようにしなければなりません。
そのような前提で本日は、20560円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば基本的には売りで良いと思います。但し、寄り付きからギャップダウンしてくる事が想定される事と、前述しましたように恣意的な買い等には注意が必要ですので安いところを売りにいく事は控えた方が良いでしょう。寄り付き後の戻りを待って直近のレジスタンス等で抑えられて下に方向性を出すようであれば売りを考えれば良いと思います。そして利食い優先とし、少しでもおかしいと感じれば一旦ポジションを外した方が良いと思います。
買いは原則見送りで良いでしょう。恣意的な買い等が入れば下がらないでしょうし、寄り付きが安ければ陽線を立てる可能性もあります。しかし、このようなレベルで入る買いに追随しても妙味はありません。日銀等はマーケットメカニズムを無視してでも買ってくる時は買ってきます。しかしそのような買いではマーケットのエネルギーの流れ自体を変える事はできません。今日などは今後の日本市場を占う上で要注目です。仮に恣意的な買い等が入らなければ日本市場が変わる兆しが出てくるかもしれませんし、相変わらず恣意的な買い等が入るようであれば今後の日本市場の上値の重さも解消されず力強い上昇トレンドを形成する事は難しいと思っておけば良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 20000~20560
売買ポイント 売ポイント 20510~20560  ロスカット 20590
買ポイント なし

大引け情報
本日は20290円とギャップダウンして寄り付き、20330円まで戻して下落しました。9時半過ぎには寄り付き直後の安値を下回り20270円まで下落したのですが、執拗な恣意的な買い等が入り一旦下げ渋り暫く横ばいした後10時半頃にはそれまでの高値を10円だけ上回りましたがそこまででした。その後は上値が重いのは当然として、下値も積極的に売ってくるものはなく狭い範囲でのレンジ相場に終始していましたが、2時過ぎから大口の売りが出て前場の安値を割り込むとほとんどリバウンドらしいリバウンドもなく一段安となりました。引けは20050円の安値引けでした。
メディア等では、今年に入って3日続落した事がないという事で後場からの日銀のETF買いに期待を寄せていましたが結局大幅安となりました。今月に入って昨日までの6営業日中、日銀のETF買いは4日入っています。それでも支えられない時は支えられません。2時以降の下落局面で何度も買い支えのような買いが見られましたが、それらを悉く打ち落としてほぼ一本調子に下落しました。これはむしろこれまでの日銀の買い等が仇となっているからだと思います。元々先月28日からの調整局面では値幅では20000円台の最下段のサポートレベルか、19840円のサポートとの攻防までは想定していました。しかし日銀のETF買い等により高値保ち合いを続け、その保ち合いを下に放れましたので一本調子に下げる結果となりました。ここからはまず次の変化日で調整が一旦終わるか否かももちろんですが、6月のSQ以降の相場展開を考えながらマーケットを見ていく事になります。いずれにしても日銀の恣意的な買い等でもマーケットのエネルギーの流れには逆らえない事は今日の展開を見るまでもなく明らかです。常々申し上げているように大局観が大事ですし、そのためにはマーケットメカニズムを理解する事です。そこを抑えていれば大きく間違う事はないと思います。

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