出島先物ワールド(6月5日推奨)

日経先物170605

寄り前情報
先週末の米国市場は続伸し主要3指数は連日で史上最高値を更新しました。雇用統計は市場予想を大幅に下回りましたが株式市場は買いで反応しました。また、テロも各地で頻繁に起き、多数の死傷者が出ています。更に北朝鮮が正面から中国を非難するという異例の事態になっています。いくら感情を排したコンピュータによるオーダーだとしても、このような環境下で買いとするプログラムには違和感があります。この上昇はあまり良い感じはしませんので注意をしておいた方が良いと思います。先週末の日本市場はギャップアップして上昇し、リバランスの買いを巻き込み20000円の大台を回復しました。ただ、やはり日本市場の実力とは程遠い事もあり、米国市場が史上最高値を更新してもCMEは上がれていません。本日は変化日ですので一旦戻り高値になる可能性があります。ここは次の調整局面でこのレベルを固められるか否かを見極め、値固めが出来れば買いで対処するようスタンスを変更すると考えておけば良いでしょう。
そのような前提で本日は、19920円(2日安値)以上で推移していれば上値を伸ばす可能性はあります。しかし本日は変化日ですので買いは見送りで良いと思います。仮に買うのであれば場中の反転等に注意し、利食い優先で臨んで方が良いでしょう。
売りは20250円(2日高値)以下で推移し下に方向性を出せば売って良いと思います。但し、ロスカットの設定は必須です。19920円を割り込むようであれば下落圧力が増すと思います。今日は変化日でもありますので推移を見守る程度でも良いと思います。今日の引けを見れば今週末のSQまでのロールオーバーの状況も見えてくると思います。

基本トレード  リスクトレード 買
価格帯 本日の中心レンジ 1992020350
売買ポイント 売ポイント 2030020350 ロスカット 20380
買ポイント 1997019920 ロスカット 19890

大引け情報
本日は20100円で寄り付き、20090円を安値に切り返し20230円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。引けは20150円でした。
先週末も書きましたがこれまで抑えられてきたレジスタンスを抜いた事は大きいのですが、20250円まで上昇した事はリバランスの買いが中心であまり大した意味はありません。そしてここまでの上昇自体が米国市場の一段高による影響が大きく日本市場の実力とは言えません。従って米国市場が更に史上最高値を更新しても日本市場が一段高出来る訳もなく、下値も限定的で下がりませんので結局孕み足となりました。二次元的な価格水準は20000円を越えていますが、日本市場を取り巻く環境は何も変わっていません。日本市場だけを見れば一旦戻り高値を付けた可能性が高いと思います。
今後の展開も米国市場と為替次第です。米国市場は特段売り材料が無ければ取り敢えず買うというプログラムが支配的です。コンピュータはプログラミングされなければリスクをリスクと判定しません。北朝鮮問題一つとっても今ではミサイルを打ち上げる程度はリスクとは捉えません。しかし以前にも言及しましたが、アジアの問題にローマ法王が関与してくるというのは異例の事ですし、北朝鮮が中国を直接非難する事など通常であれば有り得ない事です。実際にこの事で何かが起こった訳ではありませんのでコンピュータは売り材料とは判断しませんが、大きなリスク要因だと思いますし特に日本市場にとっては注意すべき事態だと思います。以前よりも明確にリスクが顕在化しなければリスクに鈍感になっていますが、顕在化した時は一斉に売ってくる可能性が高いと思います。その場合今の現象と全く逆の現象が起きる可能性が高いので要注意です。特に自国のエネルギーで上がれない日本市場は、仮にそのような売りが出ればサポートを切ってしまうと思います。目先ここまで抑えられていたレジスタンスを抜いた事は評価できますが、買いを考えるのはまだ時期尚早です。次の調整局面を経て値固めが出来れば考えるという程度で良いと思います。

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