リアルタイムサービス(4月10日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は122円高の18786円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅安で反落。好悪材料が入り混じる展開の中で地政学的リスクが警戒されてリスク回避の売りに押されると言う展開。
注目された米3月雇用統計に関しては、雇用者数の増加は98000人と市場予想を大きく下回ったものの、悪天候が影響した一時的な事との見方から悪材料にはなりませんでした。
それよりも失業率が約10年ぶりの水準に低下した事が好感され、大局的に見れば雇用情勢の改善が続いているとの見方から株式市場も好感。
今後のFRBの利上げペースに変更は無いとの見方が大勢で、雇用統計の発表は無難に通過。
しかし突然のシリアへのミサイル攻撃は地政学的リスクの拡大が警戒されて米株式市場にも買い見送り要因に。今後の北朝鮮情勢に対する警戒も高まり、米株式市場にはマイナスに。
米中首脳会談もほぼ想定通りの結果で、可もなく不可もなし、と言う結果に。貿易不均衡の改善に取り組む事が合意されただけでも株式市場にはプラスと言う感じです。
本日の日本市場は、円安を受けて日経平均も上昇、シリアへの攻撃、北朝鮮を巡る緊張の高まりを受けて、有事のドル買いと言う展開から円安が進んだ事が好感されています。
万が一、米軍による北朝鮮攻撃と言う様な事が現実化した場合には当然日本への悪影響も出ると思われますので円は売られます。
しかしその様な事が有れば、円安によるプラス面よりも報復攻撃を受けると言うマイナス面の影響の方がはるかに大きく、北朝鮮リスクによる円安を喜ぶ訳には行きません。
北朝鮮情勢が今後どうなるかは、中国や北朝鮮次第となりますが、今後暫くの間は要注意と言う状況になります。
シリア、北朝鮮情勢を巡る地政学的リスク、来週には日米経済対話があり、月末にはフランス大統領選挙が有ります。
引き続き株式市場を取り巻く環境面は余り良く有りません、しかしながら世界経済や国内主要企業の業績などは概ね堅調。
今週から米主要企業の四半期決算発表が始まり、4月後半からは国内主要企業の3月期決算発表も本格化します。
リスク回避、買い見送りムードを払拭するとすれば、良好な決算発表の確認や来期見通しの安心感などが必要だと思います。
簡潔に言えば決算発表と来期見通しを確認するまでは本格的な買いは入り難いと思います。
当面は良くも悪くも個別物色が中心、好材料は買われ、悪材料は売られる、個別物色のゲリラ戦のような展開が中心になると思います。
株式市場を取り巻く環境に大きな変化が無い限り、新規の売買は様子見を基本とし、売られ過ぎのような場面が有れば買いを考える、上昇する場面が有れば売れるものは売る、その様なスタンスが良いと思います。
今日は特にする事は有りませんので後場は保有銘柄の値動きを見守ると言う対応で良いと思います。

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