週トレ短期売買(2月10日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

2/10(金)日経平均株価は△471円の19378円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇、トランプ大統領が航空会社幹部との会談で、「今後2,3週以内に税に関して、目を見張るような発表を行う」と述べた事から株式市場も期待が先行する展開に。トランプ大統領の発言を受けて円安が進み本日の日本市場では113円台の半ばまで円安が進行。円安を好感して日経平均も急伸、19300円台を回復する大きな上昇になっています。今日の寄り付きでSQも通過し、身軽になった投資家の行動も一気に買いに傾いたと言う感じ、日米首脳会談を控えて、フライング気味に買い仕掛けに動いたと言う感じです。日米首脳会談も、為替相場や金融政策に特段の批判は出ないとの見方が強まっており、その様な中での昨夜のトランプ発言ですので、膠着していた株式市場のバランスが一気に買いに傾いたと言う感じです。昨日までは日米首脳会談を終えるまでは、株式市場も大きく動かないと見ていましたが、減税・税制改革に関するインパクトの有るトランプ発言が出れば、株価急上昇も自然な流れ。トランプ発言も、ネガティブな発言に関しては株式市場もかなり免疫が出来て来ていますが、ポジティブな発言に関してはこれまで少なかったので素直に反応していると言う感じです。そもそもトランプノミクスへの株式市場の期待は大きく、先日の規制緩和に続いて昨夜は減税に言及して来ました。これ自体は規定路線で想定済みでは有りますが、減税や税制改革に関しては当然ながら議会の承認が必要になりますので、現時点では過度に強気になり過ぎずと言う対応が良いと思います。

トランプ政権が考えている減税や税制改革がそのまま実行されるかと言えば現状ではかなり厳しいと思います。入国規制に関しても、現在裁判所によって実行が阻まれているように、議会の承認が必要となる減税や税制改革に関してはそれ以上の困難が想定されます。

株式市場が好感する減税や税制改革を進めると言う方針は示されたものの、今後の米議会との協議がある程度進むまでは、慎重に見ておく方が良いと思います。又今日から始まる日米首脳会談に関しても、楽観的見方が強まってはいますが、結果を確認するまでは楽観せず、結果を確認してから次の売買を考えると言うスタンスが良いと思います。弱気になる必要など無いのですが、強気に傾き過ぎないように、と言う感じです。

 

【当面の相場展望】

トランプ発言を受けて今日の日経平均は想定外の大幅高になりましたが、今夜から始まる日米首脳会談の結果を見極めるまでは楽観は禁物。円相場や日本の金融政策に批判が無ければベストな結果ですが、来週の見通しも日米首脳会談の結果次第となります。

 

【来週の見通し】

週明けの日本市場は日米首脳会談の結果次第です、結果によって円相場が動き、日経平均も動きます。今日は諸々期待が先行して日経平均も上がり過ぎ感が有りますので、月曜日は目先の利食いも出て来ると言う見方をしておく方が良いように思います。

 

【投資アドバイス】

トランプ大統領の減税、税制改革を示唆する発言を受けて円相場は113円台の後半まで円安が進み、日経平均も大きく上昇。後場には電話による米中首脳会談で、台湾を巡り、一つの中国政策は維持するとの合意が出来たとの報道も有って大引け前には日経平均も一段高。米中関係の悪化に対する一抹の警戒も有りましたので、一つの中国政策を維持すると言う合意は株式市場にも安心感を与えます。昨夜のトランプ発言によって、今夜から始まる日米首脳会談への警戒も一気に吹き飛んだと言う感じですが、首脳会談の結果を見極めるまではまだ楽観は出来ません。トランプ政権が考えている減税や税制改革も議会の承認が必要と言う事を考えると実現までにはまだ紆余曲折有ると思います。トランプ政権の目指す方向が一部見えた事は株式市場にとっては追い風ですが、過度に強気に傾き過ぎないようにしておく方が良いと思います。この先もトランプ発言を受けて一喜一憂するような場面はまだまだ沢山出て来ると思います。大局的に見れば上昇基調が続く株式市場との見方は変わりませんが、短期的な上げ下げの波は当然ありますので、上昇局面で強気に成り過ぎず、下落局面で弱気にならず、その様なスタンスが引き続き必要だと思います。海外要因、特に米国要因で動く傾向が強い日本市場ですが、個々の銘柄を重視した投資をしている限りはさほど悪影響も受けません。引き続き、円相場や日経平均の値動きに影響を受けない銘柄重視の投資をして行く事が、結果的には安全に利益を追求して行く投資に繋がると思います。今日はトランプ発言を受けて大きく上昇した日経平均ですが、テクニカル的には1/27戻り高値の19486円を超えない限り年初から続く下降トレンドは継続中となります。来週以降、1/27戻り高値の19486円を超えて来れば、テクニカル的見方では高い確率で1/5高値の19615円を超えて来ると思います。そうなれば一気に市場心理も強気に傾き、日経平均20000円に向けての動きも期待出来ますが、トランプ政権を考えると、日経平均上昇の原動力になる円安も多くは期待出来ませんので、日経平均の20000円回復はまだ少し先になるような気がします。しかし個別物色は活発化すると思います、日経平均よりも個別重視、その様な展開が中心になって行くと思います。今夜から始まる日米首脳会談を一応確認し、問題が無ければ来週以降、順次買い出動を進めて行きたいと思います。現在の保有銘柄に関してはそのまま保有継続で吹き上げを待つと言う対応で問題は有りません。

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