週トレ短期売買(2月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

2/6(月)日経平均株価は△58円の18976円で終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に上昇、トランプ大統領が金融規制を抜本的に見直すよう指示する大統領令に署名、加えて米1月雇用統計も市場予想を上回る伸びを示し、株式市場も買い優勢の展開に。しかし雇用統計は良かったものの、賃金の伸びは前月からやや鈍化した事で早期利上げムードは高まらずドル高(円安)は進まず。本日の日本市場もまずは米国株高を好感して買い先行の展開で始まり、寄り付き直後には19075円まで上昇しましたが、その後円高が進み株価も次第に上げ幅を縮小。米国株高は好感しながらも円高進行が嫌気されると言う展開で強弱感が対立すると言う感じの展開。今週末には日米首脳会談も有りますので、首脳会談を前にして一段と円安が進む可能性は無く、そう言う意味では今日の円高進行もさほど気にする必要は有りません。が、円高が進む状況では日経平均の上昇も期待出来ず、しかし個々の銘柄を見れば上昇する銘柄が多く、個別物色意欲は旺盛。先週末にマティス米国防長官が来日しました、駐留米軍経費の負担増強などが求められるかと思われましたが、その様な要求は無く、逆に日本は十分に負担してくれている、他国の基準になると発言するなど、結論を言えば悪材料にはならず。又尖閣諸島を巡り、東シナ海は日米同盟の防衛範囲に入ると発言するなど、日本の安全保障にとっては特に問題は有りませんでした。しかしこれは裏を返せば中国にとっては大きな問題であり、今後米中関係は一段と緊張を高める事になります。現状では中国から大きな反応はまだ出ていませんが、今後の中国の動向には注意して行かなければなりません。先週から述べているように今週は週末に日米首脳会談を控えていますので、首脳会談の結果を確認するまでは日経平均も上げ下げを繰り返すボックス相場的な値動きになると思います。個別物色が続くかどうかが今週の日本市場のポイントです。

 

【当面の相場展望】

2/10の日米首脳会談の結果を見極めるまでは、積極的に上値は買いづらいものの、企業業績を考えれば下値を売り込む動きも限定的、2/10を通過するまでは上げ下げを繰り返すボックス相場となりそうな感じ。引き続き物色の中心は好決算発表銘柄とテーマ株や小型材料株、もう暫くは個別物色が中心の展開。

 

【明日の見通し】

明日も基本は円相場次第の日経平均、しかし日々上下に振れても今週末の日米首脳会談を確認するまではボックス相場の中での値動き。明日の日経平均変動レンジは19200円~18800円。

 

【投資アドバイス】

トランプ大統領が金融規制の緩和を指示する大統領令に署名し、規制緩和が実行されれば米経済にとっては好材料、一段と米景気拡大が進む事になると思います。1月雇用統計からも足元の米経済は好調との確認も出来ましたので、一時的に円高が進んでも、日米経済実体からすれば大きな流れは円安との見方から多少円高が進んでも大きな悲観は強まらないと言うのが今のマーケット。ビル・クリントン政権時に、日米首脳会談の後、ドル安/円高が進んだ経験から今回の日米首脳会談の後も円高が進むのでは?との警戒がマーケットには多少有ります。しかし当時と比べて、日米経済状況がかなり違いますので余り警戒する必要は無いと思います。まず第1に当時と比べると日本の対米貿易黒字は大きく減少しており、同時に現地生産が増えて、米国内での雇用も当時と比較にならないぐらい増えています、今対米貿易黒字が圧倒的に多いのは中国です。又当時は中国に接近し、親中スタンスだったクリントン政権でしたが、トランプ大統領は中国に厳しく臨む可能性が高く、米政権の対中戦略が大きく違います。更に言えば、日米の金融政策の違いも大きく、現在日銀はマイナス金利で量的緩和政策も実行中、方やFRBは金融引き締め局面に有り、量と金利の両面から円高にはなりにくい状況。今後トランプノミクスを実行すれば更に米国経済は拡大しドル高圧力は強まります。簡潔に述べても、このようにクリントン政権と比べて違いが有り、2/10の日米首脳会談後に円高が進むと言う懸念は必要はいと思います。

しかしながら円安が進むのか?と言えばそうともならず、当面は110円台での推移が続くのではないかと思います。円相場が上下に余り振れずに安定する事は日本経済にとって良い事です、円安が行き過ぎても輸入物価が上昇する事で弊害も出て来ます。長期的に見れば110円程度であれば問題は無く、110円程度で安定すれば日米の政治や日本経済にとっても程よい水準になるのではないかと思います。安定した政治、経済状況は株高要因になります。今週は、週末に日米首脳会談を控えていますので、新規の買い出動は売られ過ぎ場面などが有れば考えますが、それ以外では無理に買い出動をする必要は有りません。保有銘柄に関しても、吹き上げ場面が有れば一旦利食い実行も考えますが、それ以外は保有継続で良いと思います。今週末はSQでも有りますので、投機筋が動く状況になれば多少の乱高下は有るかもしれませんが、そうはならずに膠着した展開になれば、個別物色が強まる展開も有りえます。明日も保有銘柄の値動きを見守ると言うスタンスで問題は有りません。

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