リアルタイムサービス(9月29日前場情報)

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日経平均株価は233円高の16699円で前場を終了。昨夜の米国株は上昇して続伸、朝方は軟調に推移しマイナス圏に沈む場面も有りましたが、オペックが非公式会合で予想外の減産を決定した事で原油先物相場が急伸、米国株も石油関連株が牽引する格好で株価が上昇。
欧州市場でも株価が急落していたドイツ銀行の下げが一服して、金融機関への過度な懸念が和らぎ欧州各国の株価も一旦反発に転じると言う展開。
為替市場でも円安が進み、円相場は101円台の半ばまで円安が進行、今日の日本市場も円安進行を好感する展開で日経平均は上げ幅を拡大。
原油相場の上昇は世界的なデフレ懸念を和らげますので緩やかなインフレを模索する世界経済には追い風。
加えて原油価格が上昇基調に転じれば、米消費者物価が上昇に転じ、米利上げ時期を早めるとの連想から円安圧力にもなります。
昨夜は米国でFRB好感が相次いで早期の利上げを支持する発言をしており、それも円安進行に繋がったと言う感じ。
今の日本市場で日経平均が上昇するには円安進行が不可欠、今日は日経平均も素直に円安に反応して上昇していると言う状況です。
しかしオペックの原油減産も小幅で、現状は既に高水準の生産をしていますので、今回の減産決定でも原油先物相場を押し上げる力は小さいと思います。
ざっくりと言えば原油相場の一段安を防ぐと言う程度の効果は有れども、原油相場が大きく上昇すると言う効果は無いと思います。
又50ドルを超えて更に大きく上昇するようだと米シェール業者の増産が価格を抑えますので、今回の原油減産決定も価格を妥当な水準で安定させると言う事になると思います。
一方では原油相場の一段安が無くなれば、米消費者物価を押し下げる懸念も遠のきますので米金融政策に取っては利上げ方向への力が働きます。
簡潔に言えば原油相場の上昇は米利上げ要因となり円安要因になる、又原油相場の上昇と円安は日本のインフレ率も上げる、と言う事で日本の株式市場にとっては適度な原油相場の上昇は株高要因。
原油価格が上昇し過ぎれば、当然マイナス要因にはなりますが今のところその様な展開は有り得ませんので、原油高に対する警戒は不要となります。
今日は上昇している日経平均ですが、大局的に見ればボックス相場の中での値動きに変わりは有りません。
繰り返しになりますが米大統領選挙が終るまで、ボックス相場的な状況は変わらないと見ておく方が良いと思います。
当面の株式市場に対する心構えとしては、日経平均が上昇して強気にならず、下落しても弱気にならず、そして投資をする銘柄は材料株に絞る、このような感じになります。
今日は特に買いたい銘柄は有りません、後場は保有銘柄の値動きを見守ると言う対応で良いと思います。

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