リアルタイムサービス(8月18日前場情報)

出島イラスト

日経平均株価は31円安の16714円で前場を終了。昨夜の米国株はNYダウ、ナスダック指数共に小幅高で反発、注目された7月FOMCの議事要旨では、大半の参加者が追加利上げに対しては慎重な姿勢を示している事がわかり株式市場も好感。しかし米利上げ時期が遠のくと言う事は円高圧力に繋がりますので為替市場では再度円高が進み今日は円相場も99円台に。円高進行で日経平均株価も売り先行で始まり一時下げ幅を拡大、しかし日銀のETF買いが意識され、円相場も買い一巡後は円安に振れた事から日経平均も売り一巡後は切り返しに転じて下げ幅を縮小。日経平均は今日も25日移動平均線付近で下げ止まり反発に転じています、99円台まで円高が進んでいる割には底堅さも有ると言う展開、明らかに日銀のETF買いの効果と言う感じがします。更に加えて言えば、裁定買い残高が低水準で有る事も売り圧力が余り強まらないと言う事に繋がっています。裁定買い残高が多いと、先物売りに伴って裁定解消売りが出て株価も下げ易いと言う一面が有りますが、今は裁定買い残高が低水準ですので裁定解消売りの原資が無いと言う状況。この事は需給的に日本株の下値の堅さにつながり、それに加えて日銀のETF買いが有りますので、理論的には今の日本市場では持続的に下げると言う可能性は極めて少ないと言う事になります。唯一下げ要因になるとすればこれまで日本株を買って来た海外投資家の現物株の売りが出てきた時です。しかし余程の悪材料でも出て来ない限り、海外投資家が保有している株を短期間で大半を売ると言う事は有り得ません。現実的に考えれば、日本株が徐々に上昇して行く中で、少しずつポジション解消売りを進めて行くと言う感じになりますので、株価の上値を押さえる要因にはなりますが、売り崩すような要因にはなり難いと思います。円高が進む環境でも、日経平均の下値不安は限定的、仮に円安に振れ始めれば大きく上がり易い、当面の日本市場としてはその様な展開になります。日経平均に関してはこのような見方になりますが、内需系の小型材料株に関しては又別の見方になります。材料株に関しては円高も余り関係は無く、関連する材料がいつ出て来るか?下値不安は限られ、キッカケとなる材料が出て来れば株価も急騰します。今の日本市場では、リスクとリターンのバランスを考えた場合、テーマ性を持つ材料株への投資が最も有効、安値を仕込み吹き上げを待つ、結果が出るまでには多少時間はかかりますが当面はこのような投資スタンスが最善の対応になると思います。今日も特に買い出動の必要性は有りません、保有中の銘柄の動向を見守ると言う対応で良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

過去レポート

カレンダー

2021年7月
« 6月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る