出島先物ワールド(2月19日推奨)

日経先物160219

寄り前情報
昨日の米国市場は反落しました。メディア等では原油価格を下落理由にしていますが、要は米国市場は戻り売りでありある程度下落すればリバウンドしますが、そのリバウンドは所詮リバウンドであり上昇に転じた訳ではないという事です。従って現在の米国市場のエネルギーで戻れる限界点まで戻ればまた売られると考えた方が分かり易いと思います。昨日の日本市場はギャップアップして上昇しましたが陰線を引きました。米国市場の上昇によって寄り付きの位置を変える事は出来てもマーケットのエネルギーの流れ自体を変える事は出来ないという事です。本日は逆にギャップダウンしてくる事が想定されますが、米国市場の動向によってギャップアップしたりギャップダウンする事で分かり難くなるかもしれませんが大局的にマーケットを見ていれば惑わされません。現在の日本市場は次の変化日まで下値模索というのがマーケットのエネルギーの流れです。それに対し米国市場の動向で寄り付きの位置が変わる事と恣意的な買い等がその流れに逆らう事を考慮して見ていけば良いと思います。
そのような前提で本日は、16330円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。ここまでの経緯を考慮すれば仮にギャップダウンした場合戻りは鈍いと思います。寄り付きのギャップがレジスタンスになる可能性が高いのですが、逆に言えば寄り付きのギャップを埋めるようであれば相当に恣意的な買い等が入っていると考えた方が良いでしょう。その場合は売りは戻りの水準を見極めてからの方が良いですが、買いは原則見送りで良いでしょう。戻り売り局面のリバウンドを買ってもリスクとリターンのバランスを考えれば買いに妙味はありません。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 15400~16330
売買ポイント 売ポイント 16280~16330  ロスカット 16360
買ポイント なし

大引け情報
本日は16000円とギャップダウンして寄り付き、16020円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。その後下に方向性を出し15780円まで売られました。恣意的な買い等で下げ止まり500枚単位を含む大口買い等も断続的に入り戻しましたが戻し切れず15980円で引けました。
メディア等では円高を嫌気して売られましたが、来週以降G20、全人代、ECB理事会とイベントが目白押しですので売り方も一方的には売り崩せず底堅い展開という見方をしていました。終わった相場の変動理由はともかく、以前から申し上げているように現在の日本市場に売り方らしい売り方はいません。手口を見れば明らかです。上がる時は何も言いませんが、下がる時はどこかの誰かが売り仕掛けているとか売り崩しているというコメントをよく聞きますが、何を見てそう思うのか私には理解出来ません。今日なども仕掛け的に売った売り方は存在しませんが、寄り付きと後場寄り、そして2時過ぎは明らかに恣意的な買い等が入っていました。ここまでの恣意的な買い等が仇となりましたので、寄り付き前に書きましたようにギャップダウンすれば上がれません。16000円を意識しているのかどうかは何とも言えませんが、寄り付き前に買いを入れて16000円で寄らせても寄り付きのギャップは埋められません。そして後場寄りの買いも上値が重いと見れば恣意的な買い等に提灯を付けた買い方は投げてきますので前場の安値も割り込みます。そして2時過ぎから500枚単位の買いを入れ買い上がりましたが16000円には届きませんでした。寄り付き、後場寄り、そして2時過ぎというのは日銀のETF買いや年金の買いが入り易い時間帯です。そのような恣意的な買い等を期待した向きの追随買いが、そのような買いでは上がらないと見れば直ぐに売りに回ります。それが今の相場の姿です。通常売り方が売り崩した相場はサポートで止まります。それは売り方がターゲットで利食いの買いを入れるからです。しかし買い方が投げて下がった相場はオーバーシュートしますのでサポートで止まりません。今日の前場で下げ止まって後場寄りの買いで反転したのであれば、今日の下落が売り方の演出であれば後場に前場の安値を割り込む事はなかったと思います。二次元的な値動きだけを見ていると下がれば売り方が売り仕掛けたと思うかもしれませんが、それではマーケットの真実は見えてきません。逆に上昇する時も恣意的な買い等で買い上げている時は階段を昇るように10円ずつ上がっていきますが、売り方が踏み上げられた時は急騰します。上昇時は買い方が優勢で下落時は売り方が優勢とは限りません。むしろその逆で売り方の踏み上げや買い方の投げの方が実際はマーケットに大きな影響を与えています。今日の寄り付き、後場寄り、そして2時過ぎに入った恣意的な買い等がどこの誰なのか、そして目的は何だったのかは買った当事者しかその真意は分かりません。しかし仮に買ったのが日銀やGPIF等であれば含み損が更に膨らんだ可能性が高いでしょうし、16000円を意識していたとすればそれも達成出来ませんでした。16000円にはサポートはありませんし、このレベルを買い支える事に意味はありません。公的な資金が仮に買っているとすれば私には理解出来ない行動です。
さて、今後の展開も海外情勢次第です。前回の変化日以降、米国市場の動向によってギャップアップ、ギャップダウンして上下に動いているようですが、全て日足は陰線を引いており日本市場のエネルギーでは全く上がっていません。日本市場だけを見れば次の変化日に向けて調整していると見れば分かり易いと思います。何度も申し上げますが、1990年のバブル崩壊以降PKO、PLOと呼ばれた政策に始まり、様々な株価買い支え策を実施してきましたがそれで日本市場が上昇した事は一度もありません。そしてその結果リーマンショックという未曾有の惨劇に見舞われてもその後史上最高値を欧米、更には中国のマーケットすら更新しているにも関わらず、日本市場は史上最高値の半値以下の水準に低迷しています。上がれば日本市場の実力、下がれば外部要因というのであればこの結果は理屈に合いません。この辺りの検証が必要だと思うのですが、今の日本市場の下落が売り方の売り崩しだと思っているようではそれを現在の関係各位に期待するのは難しいでしょう。前述したように来週以降世界中で現在の経済状況を打破するための会合が開かれます。そこで何か良いアイデアが出れば良いですが、何も出なければ日本が独自に政策を打ち出せるとも思えませんので更なる下値を模索する可能性が高いと思っておいた方が良いでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2018年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
ページ上部へ戻る