出島先物ワールド(11月17日推奨)

日経先物151117

寄り前情報
昨日の米国市場は反発しました。フランスのテロを受けて始まった欧州市場がしっかりしていた事でここまで続落していた米国市場にも買い戻しが入りました。昨日の日本市場はギャップダウンして下落しましたが、日足が陽線となった事で変則的な安値を付けた可能性がありました。そして米国市場が大幅上昇しCMEも高く引けていますので本日はギャップアップして寄り付く事が想定されます。これをどう考えるかです。昨日が変化日でしたので次の変化日までリバウンドを試す可能性があります。しかし本日の寄り付きの位置は日本市場の実力ではない事、そして変化日で安値を付けたと言っても変則的な安値ですので調整が不十分である事等を考慮すると仮に次の変化日までリバウンドを試せるとしても手放しで買える状況ではないと言って良いでしょう。
そのような前提で本日は、寄り付きからギャップアップしてくる事が想定されますが買いも慎重に考えた方が良いでしょう。少なくとも今日は買いは見送りでも良いと思います。仮に買うのであれば寄り付きのギャップアップに飛び乗るのではなく、寄り付き後の押し目を待って買い利食い優先で臨んだ方が良いでしょう。
また、19460円(昨日の高値)以上で推移している場合基本的には売りは出来ませんが、寄り付き後先に上値を試し直近のレジスタンス等で抑えられた場合は日足が陰線になる可能性がありますので売っても良いと思います。但し、その場合はロスカットはタイトに設定して臨むという事になります。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19240~19740
売買ポイント 売ポイント 19690~19740  ロスカット 19770
買ポイント なし

大引け情報
本日は19670円とギャップアップして寄り付き、19630円まで押したところで下げ止まりました。その後800枚単位の買いを含む大口買い等で買い上げ19740円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。引けにかけて再度本日の安値まで後10円に迫る19640円まで売られて引けは19680円でした。上値は直近のレジスタンスに抑えられ上値は重く、引けにかけて行って来いになったのですが日足を陰線にしたくなかったのか引けに帳尻を合わせるかのような買いが入り辛うじて陽線で終わりました。
メディア等では、米国市場等の上昇と円安が進んだ事で買い安心感が広がったという事で明日にも20000円というアナリストまでいました。相場ですから絶対はありませんし、今夜も米国市場が上昇すれば日本市場も更に上値を伸ばす可能性はあります。昨日を安値の変化日にして次の変化日までリバウンドを試す可能性もあります。だからと言って直ぐに20000円というのは如何なものでしょう。常々申し上げているようにこれは分析でも何でもなくただ単に希望的観測を言っているに過ぎません。17000円割れから18000円まで戻ってくれば次は19000円、19000円まで戻れば次は20000円と証券関係者は直ぐに言いますが、マーケットというのは単なる数字の推移ではありません。20000円を付けるという事は20000円を買う市場参加者がいるという事です。更に言えば20000円で買っても利益が出る、即ち20000円で終わりではなく更に一段高すると思えなければ20000円では買えません。今日で3日19740円で上値が抑えられました。それは何故かです。証券関係者は利益確定の売りが出るとか、安値からの上昇幅を考えれば上値が重くなると言ったコメントをしていますが、これは分析ではなくマーケットの動きを見た感想です。そうではなく、ここから上を買ってくるプレイヤーがいないから上がらないのです。20000円までの距離を考えれば後300円もありません。しかしこの300円が実は遠いという事が一般的なテクニカル分析からでは分からないのです。今日にしてもアナリストの分析では円安が上昇要因と言っていましたが、過去2回の19740円の時と比べても円安は進んでいます。即ち、ドルベースで見た場合は、過去2回より低く抑えられ上値は重くなっているという事です。要するに外資系にはそう見えているという事です。何故19740円を抜けないのか、更に言えば今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを日本市場は何故奪回出来ないのか、この辺りの分析をせず二次元的な価格推移のみを見て明日は20000円と言われても説得力がありません。
さて、明日以降も米国市場次第です。日本市場だけを見れば次の変化日までリバウンドを試す可能性はありますが、今日の上昇も米国市場高によるギャップアップであって日本市場の実力ではありません。従って仮にリバウンドを継続するとしても上値は重いでしょうし、まず今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを奪回できるか否かを確認しなければ本格的な買いは出来ません。また、米国市場が下落すれば次の変化日を待たずして調整する事も有り得ます。今は重要な分岐点に差し掛かっていますので、完全に方向性を出すまではバイアスは掛けない方が良いでしょう。

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