出島先物ワールド(11月9日推奨)

日経先物151109

寄り前情報
先週末の米国市場は反発しました。市場予想を大きく上回る雇用統計の結果を受けて一旦は売られたのですが、その後買い直されて上昇しました。メディア等では12月の利上げを織り込んだという解説もありましたが、まだこれでは何とも言えません。ただ、為替は急速にドルが買われ確かに利上げを意識した展開になっています。先週末の日本市場は保ち合いを上放れました。そのため次の変化日までリバウンドを継続する可能性が出てきていたのですが、前述したように米国の雇用統計の結果を受けて円安が進んだためCMEが大幅に上昇しましたので本日はギャップアップして始まる可能性が高くなりました。ただ、マーケットの過熱感や日本市場の上値の重さを考えると過度な期待はしない方が良いと思います。
そのような前提で本日は、19170円(6日安値)以上で推移し上に方向性を出せば買いで良いと思いますが、寄り付きがギャップアップした場合に高値に飛び乗る事は控えた方が良いと思います。寄り付き後の押し目を見極めてからエントリーした方が良いでしょう。寄り付きの位置次第では日足が陰線となる可能性もありますので要注意です。
本日の中心レンジ上限はポイントとなるレジスタンスです。ここを抜ければ今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを試す展開も有り得ますが、逆に言えばこのレベルは簡単には抜けない可能性が高いと思います。従ってこのレベルで抑えられるようであれば本日は陰線を引く可能性が高いと考えて良いと思います。そのような展開になった場合に売るかどうかは各々のリスク許容度によりますが、19170円以上で推移している限り次の変化日までは上値を試す可能性があると思っておいた方が良いでしょう。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19170~19490
売買ポイント 売ポイント 19440~19490  ロスカット 19520
買ポイント 19220~19170  ロスカット 19140

大引け情報
本日は19420円とギャップアップして寄り付き、寄り付きを安値に上昇し寄り付き後5分過ぎには本日のポイントであるレジスタンスを抜きました。そのまま上に方向性を出し19700円まで上昇して引けは19620円でした。
以前から申し上げていますように売り方不在の日本市場ではレジスタンスを抜ければ下がりません。ただ、今日の上昇はそのほとんどが為替の円安の影響と考えて良いと思います。今年に入ってからはあまり為替の影響を受けなくなっていたのですが、また為替を横目で見ながらの展開になりました。このまま円安が進行するようであれば上値を伸ばす展開になると思います。また、米国市場は既に今回の下落過程で割り込んだサポートレベルを回復していますので、米国市場は年末に向けて上昇する可能性が出てきました。従って米国市場がこのまま史上最高値を更新するような展開になり円安が進行すれば日本市場も一段高する可能性があります。しかし日本市場はまだ8月にギャップダウンして下落して以降埋められていなかった19420円からのギャップを漸く越えたに過ぎません。更に言えばこのギャップもギャップアップで跨いでしまっていて埋めていません。米国市場とは違い未だ今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを奪回するまでには至っていませんし、その前の関門であるレベルもしっかりと埋めて抜けた訳ではありません。今後の展開も米国市場と為替次第ではありますが、まず今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを奪回できるか否かがポイントであり、その前に8月の19420円からのギャップはしっかりと埋めておいた方が良いと思います。そのような展開になれば年末に向けて買いポジションで良いと思いますが、今の段階ではまだ買いにポジションを傾けるのは時期尚早です。以前に17770円レベルをギャップアップして上昇した際に、仮にそのまま上昇したとしても何れこのギャップを埋める日が来ると申し上げました。今日のギャップアップも同じような意味があると思って頂ければ良いと思います。このギャップを埋めずに上昇した場合は要注意です。そして今回の下落過程で割り込んだ重要サポートレベルを奪回出来なければ戻り売りになるというのが今の日本市場の置かれた状況ですので過度な期待はしない方が良いでしょう。

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