出島先物ワールド(4月24日推奨)

日経先物150424

寄り前情報
昨日の米国市場は続伸しました。2000年のITバブル時に異常な高値を記録していたナスダックも史上最高値を更新してきました。以前から米国市場は調整を入れながら高値を更新していくと申し上げていますが、昨日の上昇は少々違和感があります。マクロの住宅関連指標は市場予想を下回り大幅なマイナスとなり、雇用関連指標も市場予想を上回る悪化でした。そしてミクロもグーグルが減益となり市場予想を下回る決算を発表したにも関わらずその後の時間外取引で株価は上昇し、アマゾンなどは赤字に転落してやはり時間外取引で大幅な上昇となっています。企業の業績を評価しての業績相場に移行している過渡期とすれば違和感がありますので注意しておいた方が良いかもしれません。昨日の日本市場はギャップアップして上昇しましたが陰線を引きました。変化日の観点からは昨日が一旦高値になった可能性があります。
そのような前提で本日は、まず昨日が一旦高値となって調整に入るか否かを確認します。調整に入ると確認できれば売りで良いでしょう。但し、まだ上昇過程の調整を売るという事を念頭に深追いはしない方が良いと思います。テクニカル的には20140円(昨日の安値)を割り込めば売りを考えて良いのですが、恣意的な買い等も考慮し利食い優先で臨んだ方が良いでしょう。
買いは原則見送りで良いと思います。ここで下を支えて上値を取ってくるような買いに追随しても妙味はありません。それよりもここでしっかりと調整してサポートを切らない事が確認できれば買うという程度に見ておいた方が良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19840~20280
売買ポイント 売ポイント 20230~20280  ロスカット 20310
買ポイント なし

大引け情報
本日は20140円で寄り付き、20160円ワンタッチまで上値を伸ばして下落しました。そのまま下に方向性を出し20020円まで下落して引けは20050円でした。
メディア等では、昨日までの3日間で日経平均が大幅に上昇した事から、その反動と利益確定売りで下落したという解説が為されていました。後講釈にしても酷過ぎます。これは最早分析ではありません。マーケットの値動きを見ての感想です。上昇する時は3日はおろか一週間でも10日でも上昇を続けた事は何度もありますし、値幅にしても先物で引け値ベースでは570円です。マーケットに過熱感はなく25日移動平均線までの調整を終えて切り返し、ナスダックは2000年以来の史上最高値という環境で、寄り付きをほぼ高値に三桁の下落になったのを僅か3日間の上昇の反動では説明できないでしょう。そうではなく、昨日の変化日を重要なレジスタンスに抑えられて陰線で通過した事が全てです。昨日の米国市場が余程上昇しCMEが20280円(昨日の高値)以上ででも返ってこない限り、今の日本市場のエネルギーでは上昇できません。従って20140円(昨日の安値)を割り込めば売りです。この流れは日本市場だけを見れば次の変化日まで続く可能性があります。また、寄り付き前にも書きましたように米国市場が悪材料も好材料も「買い」という判断をしています。金融相場の場合は有りがちな事ですが、業績相場ではまず有り得ません。金融相場から業績相場へのスムーズな移行を目指している米国市場にしては違和感のある展開です。これが単にコンピュータに特化したプログラム売買の弊害なのか、それとも別の要因があるのかによっても今後の展開は変わってくるでしょう。今の段階では何とも言えませんが、海外市場の堅調さと日本市場の業績期待、そして日銀の追加金融緩和期待と好材料には事欠きません。しかしあまり楽観的になっていると足元を掬われる可能性がありますので要注意です。

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