出島先物ワールド(10月13日推奨)

日経先物151013

寄り前情報
日本市場が連休中の米国市場は続伸しました。ダウは7連騰です。しかし強さを感じません。それは日本市場も同様ですが、中長期の資金がしっかりとポジションを構築して方向性を出してきている訳ではなく、目先の資金がプログラム売買により利鞘を取りにきているに過ぎないからです。従ってこの上昇がどこかで止まれば、逆に続落していく可能性がありますので要注意です。先週末の日本市場は上昇し陽線を立てました。9日は変化日でしたので次の変化日までリバウンドを継続する可能性はありますが、米国市場が連騰したにも関わらずCMEは先週末の大証の引け値を下回っています。従って今日はまず9日の変化日の位置付けを見極めます。次の変化日までリバウンドを継続できるのか、それとも9日を一旦戻り高値に調整するのかを見極め今後の方針を決めれば良いのですが、CMEの引け値を見るまでもなく日本市場の上値が重い事だけは覚悟しておく必要があるでしょう。
そのような前提で本日は、日米のマーケットの過熱感、そして日本市場の上値の重さを考慮し売れる環境が整えば売るというのを基本スタンスとして考えます。テクニカル的には18450円(9日高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。
但し、18180円(9日安値)以上で推移している間は上値を伸ばす可能性がありますので利食い優先とし、ロスカットの設定は必須です。18180円を割り込めば下落圧力が増すと思います。
18450円を抜くようであれば上値を伸ばす可能性はありますが買いは原則見送りで良いと思います。仮に買うのであればこちらもロスカットはタイトに設定して臨んだ方が良いでしょう。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 17600~18500
売買ポイント 売ポイント 18450~18500  ロスカット 18530
買ポイント なし

大引け情報
本日は18330円で寄り付き、18370円ワンタッチまで振り上げて下落しました。そのまま下に方向性を出し18210円まで下落して安値引けとなりました。
メディア等では、原油価格の下落や中国の貿易統計等の結果を受けて下落したという解説が為されていました。中国の貿易統計は場中に発表されていますが発表直後は10時過ぎに付けた安値からむしろ戻っており、原油価格に至っては寄り付き前から分かっていた事であり、米国市場などはその下落を受けてむしろ上昇しています。今日の日本市場の下落をこれらを理由に説明する事自体無理があります。後講釈にしても酷過ぎます。今日の下落は日本市場独自の問題だと考えるべきです。
本日は孕み足の陰線となりました。従って必要十分とは言えませんが9日が一旦戻り高値になった可能性が高いと思います。明日の寄り付きからギャップアップして上昇でもしない限り次の変化日まで調整となる可能性が高いでしょう。ただ、先週も書きましたようにポジションを大きく傾けてきている市場参加者は見受けられませんので、あまりバイアスはかけない方が良いでしょう。海外市場が上昇したり恣意的な買い等が入れば上値を試す事は容易でしょう。上でも下でも良いですがポジションを傾けてきている市場参加者がいない以上、方向感が定まらず目先の材料で一喜一憂するような展開になる可能性がありますので要注意です。このような局面で大事な事は大局観を間違えない事です。何連騰したとか、安値からいくら上昇したという理由で底を打ったとか、ここから年末に向けて上昇していくという見方はしない方が良いでしょう。今はまだ重要なサポートを切った状態にあり、今回の下落過程で割り込んだこの重要サポートレベルを奪回するまでは基本的には戻り売りです。確かに今月は各国の金融政策等のイベントが目白押しです。昨年もこのタイミングで日銀が追加金融緩和に踏み切りその後の上昇に繋がっています。ここもとの上昇がそれらを先取りして上昇しているとしたら、仮に何も材料が出なければ失望売りに変わります。そして今の環境下であれば何も出ない可能性が高いと思います。過度な期待は禁物です。それらの政策期待等もあり売り方らしい売り方も存在しませんので、調整と言ってもあまり下ばかり見ない方が良いですが、少なくともこの上値の重さでは買えないと思っておいた方が良いでしょう。

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