出島先物ワールド(4月20日推奨)

日経先物150420

寄り前情報
先週末の米国市場は大幅続落でした。中国やギリシアに下落要因を求めた解説が為されていましたが、今の米国市場は200ドル下落する日があれば200ドル上昇する日もあるでしょう。要するに目先の上下動に尤もらしい理由を探しても明日の事は分かりません。それよりも大局的にマーケットがどのように動いているのかを把握しておけば良いでしょう。先週の日本市場はサポートを維持してエクステンションを継続していましたが、週末にそのサポートを割り込み大きく下落しました。夜間取引では19400円台まで下落しています。変化日の観点からは次の変化日まで下方向の作用が働き易いと思います。

そのような前提で本日は、19840円(17日高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。先週までの恣意的な買いが仇となれば19690円(夜間取引の高値)がレジスタンスとして機能すると思います。従ってこのレベルを抜くような恣意的な買いが入るようであれば売りも一旦待って、更に一本上のレジスタンスとの攻防を見極めましょう。
買いは原則見送りで良いと思います。日本市場は下値では買い支えるような恣意的な買い等が入り易いのですが、そのような買いでは上がれません。例え目先数百円程度それで上がっても、そのような買いでの上昇やエクステンション後の調整は今回のように急角度で値幅を伴う事が多くなりますので中途半端な値頃感での買いには注意が必要です。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19300~19840
売買ポイント 売ポイント 19790~19840  ロスカット 19870
買ポイント なし

大引け情報
本日は19540円で寄り付き19500円まで下落して下げ止まり、断続的に入る大口買いによって19700円ワンタッチまで上値を伸ばして横ばいし、後場に入って更に大口買いが入り19740円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。引けにかけて行って来いとなり、後場の安値となる19600円で引けました。

メディア等では、ギリシアのデフォルトの懸念、中国の空売り規制の緩和等を嫌気して先週末の欧米市場が大幅に下落した事で寄り付きこそ安くなったが、売り一巡後は買い戻され一時は前日比でプラスに転じる場面もあり日本市場は底堅く強いという評価をしていました。メディア等の評価の根拠は安寄りした後19740円まで戻した事ですが、マーケットメカニズムの観点からはむしろ逆です。このような買いが入る事自体日本市場の脆弱さを象徴していると思います。どこの誰が何を目的に買っているかは別にして、一部の恣意的な買いのみで上昇しているだけで日本市場を適正に評価した結果での買いではありません。従ってその一部の恣意的な買いが止まれば行って来いになります。上昇トレンドを形成するマーケットは買いの回転が効きますので、一旦レジスタンスを抜くとその後はそのレベルがサポートになります。今日であれば前場19690円をレジスタンスに抑えられましたが、後場本当に日本市場を評価した買いによってこのレベルを抜いたのであれば、このレジスタンスを抜いたのが例え公的な資金だったとしてもその後それ以外の買い方の買いがこのレベルに入りますのでサポートになります。そして買い圧力が強ければ更に一本上のレジスタンスを抜いて上昇していきます。しかし今日の日本市場は、あれ程の大口買いで買い上げて19690円を抜いても上値は重く更に一本上のレジスタンスにすら届きませんでした。そうなれば追随する買いも入らなければそれまでに提灯をつけて買っていた買い方の投げも出ますので引けにかけて売られる結果になります。これでは益々上値は重くなりますし日本市場が強いとは言えません。
今日は19500円の大台を意識したのかどうかは分かりませんが、現物市場では19500円割れまで売られていたところを先物で買い支えた格好です。ただ、常々申し上げていますがサポートでもないレベルをいくら買い支えても、それがマーケットのエネルギーの流れに逆らうものであれば何れマーケットのエネルギーの流れに収斂されます。仮に米国市場等の展開次第でここからリバウンドできたとしても日本市場のエネルギーの流れ自体を変えるまでには至らないでしょうから、上値は重く次の調整局面ではそれまでの買いが仇となる可能性が高くなりますので要注意です。今はまだ押し目買いの条件を十分に満たしていませんので、中途半端な値頃感や恣意的な買い等に過度な期待をしての買いは控えた方が良いでしょう。

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