出島先物ワールド(9月28日推奨)

日経先物150928

寄り前情報
先週末の米国市場はダウは反発、ナスダックは4日続落とまちまちでした。米国市場もサポートを切っており下落基調ではありますが下値を売り叩くという程ではなく、適度なリバウンドを交えながら底値を探っているという状態です。ただ、日本市場同様あまり中途半端に買いが入るようであれば底値は深くなると考えておいた方が良いと思います。先週末の日本市場は包み足の陽線となりました。こちらは明らかに恣意的な買い等が入っていますので先週末の上昇は違和感があります。そしてダウが一時264ドル高まで上昇した事もあり夜間取引では18000円に一時乗せています。こうなるとまた何番底だの底を打っただのと言ったコメントも聞かれるかもしれませんが、今は戻り売り局面と捉えておいた方が良いでしょう。
そのような前提で本日も基本的には売りを考えます。17770円(25日高値)以下で推移すれば分かり易いのですが、夜間取引では18020円まで上昇しています。従って17770円以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いですが、仮に17770円を上回るようであれば戻りの水準を見極めた方が良いでしょう。恣意的な買い等が入らなければ18020円はレジスタンスとして機能すると思います。
逆に18020円も抜くようであれば上値を伸ばす可能性はありますが、次の変化日までは調整方向の作用が働き易い事を考慮すれば買いは原則見送りで良いでしょう。買いは次の変化日を通過してから考えれば良いと思います。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 17360~18020
売買ポイント 売ポイント 17970~18020  ロスカット 18050
買ポイント なし

大引け情報
本日は17810円とギャップアップして寄り付き、17850円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。17850円を付けた約10分後には17590円まで急落しました。その後はこの寄り付き直後の15分弱で動いたレンジの中での往来相場となり、2時半過ぎには前場の安値を割り込み17550円まで売られました。しかしその直後の5分足一本で100円以上の上昇となり引けは17690円まで戻しましたが陰線を引きました。
先週末の包み足の陽線も同様ですが、今日も恣意的な買い等により下値を支えるような展開でした。それでも配当権利落ち分を考慮しても三桁の下落(現物市場)となりました。恣意的な買い等を入れている買い方の真意は買っている当事者にしか分かりませんが、そのような買いでは上がれないという事を証明したような一日でした。今日は寄り付き前に書きましたように17770円を上回っても買えません。ギャップアップして寄り付きましたが直近のレジスタンスに抑えられましたので比較的分かり易い展開だったと思います。
さて、今後の展開も海外情勢次第ですが、日本市場だけを見れば次の変化日までは調整方向の作用が働き易いと思います。ただ、下値を売り叩くような相場展開になる可能性は低いので、ある程度の下値を見ればリバウンドもすると思います。その時に下方向のエネルギーを出し切っているのと、今のように買い支えてしまっているのとでは上値の重さが違います。その意味では25日の買いと今日の引け間際の買いは日本市場の上値を重くしただけだと思います。次の変化日まで素直に調整しある程度の安値をつけてリバウンドに入れば日柄も値幅も期待できたのですが、25日の買いと今日の買いで逆に次の変化日が変則的な戻り高値になる可能性が出てきましたので注意が必要です。巷で言う一番底だの二番底には何の根拠もありません。また、企業業績等を考えれば日本市場が割安だという意見が多いですが、これも大した根拠はありません。全て単なる経験則です。マーケットというのは確かに似たようなチャート形状等で動く事も多々ありますが、二次元的に同じように見えても中身は全く違います。過去の経験則では将来の事は分かりませんし、過去と同じように現在や未来が動くという保障などどこにもありません。ましてやそれを説明できる論理的根拠などあるはずもありません。その点を十分に理解した上で経験則を活かすのであれば格別、過去の実績に過ぎない二次元的なチャートやPER、PBRといった尺度を盲信しそれらが未来を予見するかのように思ってしまうと大きな間違いを犯します。過去と全く同じ状況など有り得ないという事は肝に銘じておいた方が良いでしょう。

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