出島先物ワールド(9月8日推奨)

日経先物150908

寄り前情報
昨日の米国市場は休場でした。昨日の日本市場は、安値は更新し調整が継続しているものの恣意的な買い等により陽線を立てました。2日の時も同じような展開でメディア等では二番底だの18000円割れでは公的な資金による買いが入るのでこれ以上の下落はないという意見がアナリスト等から出ていましたが、今回も日本のファンダメンタルズを考えればこの水準は売られ過ぎだからここから下はないというような意見が出ています。8月に19100円まで売られ急速に戻した時もそうですが、二次元的なチャートを見て底を打ったという判断そのものが誤りだという事を認識すべきです。マーケットが底を打つ時にはそれなりの条件があります。詳細な解説は紙面の都合上控えますが、マーケットメカニズムの観点からは少なくとも下方向のエネルギーを出し切るというのが最低条件です。そのような過程を経ずにいくらリバウンドしても結局は戻り売りになるだけなのは今回の下落を見れば明らかでしょう。今は次の変化日までしっかりと調整できるか否かを見る局面です。調整できればその後はある程度のリバウンドが期待できるでしょうし、無理な買いが入ってそれを妨げるようであれば戻り売りになる可能性が高く、そこで入った買いが仇となればむしろ底が深くなる可能性がありますので要注意です。
そのような前提で本日は、18020円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いでしょう。昨日同様、18020円を抜くような恣意的な買い等が入るようであれば売りも一旦待った方が良いですが買いは原則見送りで良いと思います。前述しましたようにこの局面でそのような買いが入るようであれば、日本市場の将来おいては百害あって一利なしです。むしろ週末のSQに向けて最後の逃げ場を作っているのかもしれない位に思っておいて良いと思います。SQ以降本当に上昇していくのであれば、それなりのポジションを構築してくるはずです。しかし今のところそのような様子は見られません。中途半端な値頃感での押し目買いはリスクが高過ぎます。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 17000~18020
売買ポイント 売ポイント 17970~18020  ロスカット 18050
買ポイント なし

大引け情報
本日は17920円で寄り付き、17980円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。その後下に方向性を出し17380円まで売られて引けは17460円でした。
メディア等では、今日発表された4-6月期のGDPや景気ウォッチャー調査の結果で売られたとか、中国の経済指標を見て下落したという解説が為されていました。まずGDPに関しては寄り付き前に発表されており、昨日の大証の引け値やCMEの引け値と比較しても高く始まっている事からこれを切欠に売られたというのは的外れでしょう。中国の経済指標に関しても、中国市場が上昇している事からもそれを日本市場の下落要因とするのは無理があると思います。後講釈にしても酷過ぎます。
今日の展開に関しては、まず次の変化日までは調整方向の作用が働く日本市場ですので下落するのはマーケットのエネルギーの流れに沿った展開です。そして昨日の陽線がむしろ日本市場の底を深くしたと考えれば良いと思います。これで今年の上昇分は全て吐き出しました。ここから更に下がれば相場が転換する可能性が高くなります。メディア等では未だに押し目買いを推奨している向きが多いですが、上昇過程の調整であれば良いですが相場が転換する前の下落だとすれば中途半端なレベルでの買いは注意が必要です。少なくとも変化日やサポートという止まるべきレベルを見極めてから買いは考えた方が良いでしょう。

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