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出島式投資ワールド(5月19日推奨銘柄)
- 2022/5/19
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(8897)タカラレーベン 終値313円
四季報より 業種:不動産業。
【特色】1次取得者中心にマンション分譲。首都圏地盤だが、地方都市にも進出。再エネ発電事業拡大中
【底ばい】マンションは粗利上々だが引き渡し1750戸(前期比10・8%減)に縮小。営業減益だが配当維持。23年3月期はマンション在庫払底で引き渡し一段減。発電施設売却も減る。だが賃貸マンションなど1棟売り躍進。戸建ても復調で営業益横ばい。
【タ イ】現地大手と分譲マンション開発、23年3月竣工で順次引き渡し。国内マンションは24年3月期に計上戸数復調。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+10.1%の118.77億円、経常利益+3.3%の102.58億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+0.2%の119.00億円、経常利益+0.4%の103.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場前の天井圏のもみあいで2019年12月9日に525円の高値をつけ、その後、急落となって2020年3月17日に306円まで下げて、3月27日に390円まで自律反発し、そこから4月6日に301円まで下げて2点底となり、6月9日に396円まで反発しました。ここからの下落で10月30日に290円の安値をつけて2021年3月15日に408円の年初来高値をつけました。
チャートの形としては、2020年4月6日の301円を安値とし、2021円3月15日の408円を高値とする下向きの三角保ち合い(A)を形成し、現在、煮詰まっているところです。この煮詰りつつある中で、2021年11月29日の261円を安値に2022年2月15日に323円まで反発し、5月13日に280円まで押し目を入れ、5月16日に313円まで戻しています。高配当で割安株ですので、ここから多少戻してもおかしくないところですが、NYダウの底打ちが確認できるまでは様子見が基本でしょう。
売買ゾーン | 利食いゾーン | 損切り |
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①280~300円 ②260~280円 |
①の場合330~340円 ②まで下げると310~330円 |
現時点ではありません |
テクニカルワールドによる全体相場見通し |
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5/19(木)日経平均株価は▼508円の26402円で終了。昨夜の米国市場では主要3指数が揃って大きく下落。NYダウは1164ドル安と今年最大の下げ幅を記録しました。前日に決算発表したウォルマートに続き、昨夜決算発表したターゲットも業績が大きく悪化、小売り大手でさえない決算が相次いだ事を受け、インフレによる景気や企業業績の悪化懸念が強まりました。本日の日経平均も売り先行で始まり寄り付き直後には26150円まで下げ幅を拡大、後場には日銀のETF買いが入ったと見られ、下げ幅を縮めて終りましたが、米国市場ではインフレ進行と景気減速が同時に進行するスタグフレーションへの警戒が強まっています。ただ、日経平均の下げを牽引しているのは主力ハイテク株で、中小型の好業績銘柄などは総じて底堅い展開になっています。日々出て来る材料次第で上下に振れ易い相場状況に変りは無いものの、引き続き多少の上下動は想定した上で、好業績割安なテーマ株や円安メリット銘柄を中心に押し目買い狙いと言うスタンスならさほど神経質になる必要は無いと思います。 |