出島先物ワールド(9月1日推奨)

日経先物150901

寄り前情報
昨日の米国市場は下落しました。大幅下落後のリバウンド第一弾は終了したようです。ここからはまた下落とリバウンドを繰り返しながら次の展開待ちがFOMC辺りまで続くと見ておけば良いと思います。昨日の日本市場も一足先にリバウンド終了となりました。変化日の観点からはまだリバウンド余地はありますがそれは米国市場次第でしょうし、仮にまだ上値余地があったとしても重要レジスタンスを抜く事は今回は難しいでしょう。従ってここからは次の変化日まで調整となるのか、それともまだリバウンドを継続できるのかを見るという事になります。8月は2日新甫どころか3日新甫で荒れました。9月はその余波を引き摺る展開になると思います。9月はメジャーSQ、そして連休があり、米国では注目のFOMCがあります。それらを通過すれば年末までのワンサイクルが見えてくると思います。それまではバイアスをかけずにまずロールオーバーの進捗状況を見極めましょう。 そのような前提で本日は、19020円(昨日の高値)以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いと思います。このまま次の変化日まで調整となれば前回の変化日の安値がサポートにはならない可能性があります。従って仮にまだリバウンド余地があってもここからの買いはリスクとリターンのバランスを考えれば妙味はありません。中途半端な値頃感からの買いもリスクが高過ぎます。買いは次の変化日を通過するまでは考えない方が良いでしょう。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 18500~19020
売買ポイント 売ポイント 18970~19020  ロスカット 19050
買ポイント なし

大引け情報
本日は18750円で寄り付き、18770円まで上値を伸ばしましたがそこまででした。その後下に方向性を出し18410円まで売られて一旦下げ渋り、現物市場の前場が引けると恣意的な買い等が入り徐々に値を戻しました。後場に入ると更に恣意的な買い等が入り18620円まで戻しましたがそこまででした。引けにかけて行って来いとなり、前場の安値も割り込み一段安となりました。18070円まで下落して引けは18110円でした。
メディア等では中国の経済指標が良くなかった事で中国の景気減速懸念から売られたとか、市場関係者の中には「悪い意味で中国離れした」といって上海市場以上の下落となった日本市場を分析していました。これもいつもの事ですが後講釈にしても酷過ぎます。まず中国の経済指標が発表された直後は、悪いながらも市場予想を上回ったとして買われました。また、前引けから後場寄りにかけて安値から200円以上戻した際は、相変わらず日銀のETF買い期待等から押し目買い意欲が強いというような事も言っていました。それが終わってみれば引けにかけて一段安となり、上海市場より大きな下げとなれば「悪い意味の中国離れ」と言われても理解に苦しみます。大きく下がれば中国問題、ギリシア問題、或いは米国の利上げが原因と言い、上がれば日銀等の買い需要がある日本市場は底堅いと言い、そして今日のような展開になれば中国離れでは、一体日本市場の存在意義はどこにあるのでしょう。そのような見方しかできないから結果論でしかマーケットを語れないのです。そうではなく日本市場のこの下落は、切欠はともかく元々日本市場独自の問題です。今日にしても買い方の本尊が日銀かどうかは別にして、18410円から18620円までに入った恣意的な買い等が引けにかけての一段安を誘発しました。要するにそこで入った買い方の投げが引けにかけての下落の最大の要因です。そしてこのような現象はここまで入ってきた全ての恣意的な買い等において起こります。逆に言えばそのような恣意的な買い等が入らなければここまでの下落はなかった可能性が高く、それは「中国離れ」ではなく元々日本市場が内包している下落圧力です。そこに気が付かなければ前述したような訳の分からない後講釈になってしまいます。
さて、今後の展開も海外情勢次第ですが、頼みの米国市場もリバウンドが終了し調整モードに入っています。日本市場は元々このまま次の変化日までリバウンドしても重要なレジスタンスを抜けなかった可能性が高く、一足先にリバウンドを終了していましたのでこのまま次の変化日まで調整する可能性が高いと思います。その場合は前回の安値では止まらない可能性が高いと思います。今月はメジャーSQですので大きく居所を変えてくるとすればSQ後になる可能性が高いと思いますので、それまでは寄り付き前にも書きましたようにバイアスをかけずまずロールオーバーの進捗状況を見極めましょう。

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