出島式投資ワールド(8月21日推奨銘柄)

20150821

(5233)太平洋セメント
四季報2015年夏号によると、民間工事遅れの環境変わらず国内販売1613万t(前期比1%増)計画に過大感。海外伸びても補えず。値上げ漸進も、電力料金高騰や廃棄物受け入れ減が相殺。会社営業増益計画に未達懸念。韓国持分反動減に加え、税効果剥げる。増配。
設備更新と別に、海外拡充などに3年間で1000億円を投資計画。高純度炭化ケイ素など電子材料進出を模索。

8月7日決算発表。2016年3月期予想は2015年3月期実績を下回る予想のまま据え置き。
チャートの動きは、2012年10月22日の161円を安値にアベノミクス相場のスタートによって11月15日の176円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成しました。
この中で2013年10月21日に436円の高値をつけて反落となり、上昇トレンド(A)を切って2014年2月4日の344円まで下落しました。このあとは終値ベースでは345~435円のボックス相場へ移行しています。現在は、この中で今年の7月9日の341円の安値からボックスの上限を試す動きとなっており、そのまま上昇すればカラ売り有利となるところでしたが、昨日、今日と日経平均の大幅下落につれ安していますので押し目買い有利となります。

売買ゾーン 利食いゾーン 損切り
売り 430~450円 380円台(買戻し) 2014年9月3日の451円を終値で上回れば損切り
買い 350~380円 410~430円 なし
テクニカルワールドによる全体相場見通し
8/21(金)日経平均株価は▼597円の19435円で終了。昨夜の米国株が大きく下落して円高も進行、中国経済への懸念が一段と高まり株式市場も悲観に傾くと言う展開。北朝鮮と韓国が武力衝突をし、ギリシャのチプラス首相が辞任して総選挙へ、原油価格も一段安、国内景気減速懸念も強まり、株式市場も売り一色と言う展開。しかしやや下げ過ぎ、売られ過ぎ感も有り、来週はいつ反発に転じるキッカケが出て来るか?もう一段の下振れは有るかもしれませんが、急反発も近いと言う感じ。来週は一段の下落には突っ込み買いで臨み、仮に反発に転じた場合は戻り一巡を待ってカラ売り狙いが良いと思います。依然不安定な相場状況です、引き続きリスクを取ると言う方のみ売買に参加するような投資環境です。
指標分析

日経平均08-21

 

先週は、決算のピークが過ぎ投資家の目が国内から海外に目が向けられることになり、アメリカの利上げの時期が注目となります。9月利上げ説が再燃しており様子見ムードの中、日経平均がこのまま上昇しても年初来高値をこえたところの21000円水準は当面のピークとなる可能性があるとしました。

結果的に、8月11日(火)に前日の欧米株式の上昇や原油高を受けて前場の寄り付き後、すぐに20946円と年初来高値まであと6円ということまであって伸び悩み、そこに中国人民元の切り下げのニュースが飛び込み、一転してマイナスに転じ終値は▼87円の20720円となりました。 さらに翌日の8月12日(水)も中国人民元が2日連続で引き下げられたことで大幅続落となり、一時20303円まで下げて▼328円の20392円となりました。その後は中国が落ち着き8月13日(木)は△202円の20595円と反発しました。週末の8月14日(金)は8月SQ値は20540円となりましたが、日経平均は終値では▼76円の20519円で引けました。

今週は2015年4-6月期決算通過で国内的には17日(月)の4-6月期GDP速報値を除くと手掛かり材料に欠け、アメリカの9月利上げを見極める動きに影響を受けることになり、上値の重い展開が想定されます。柴田罫線をみると8月12日の安値20303円を終値で切るとダブル天井をつくっての売転換となり、昨年の10月17日の14529円からの上昇トレンド(A)を下に切ってくることになります。

本日は、先週末のアメリカ株高を受けて△80円の20600円で寄り付き、20688円をつけたあと上げ幅を縮小となって△21円の20541円まで下げましたが、その後は押し目買い優勢となって△100円の20620円で引けました。ただし、出来高・売買代金ともに大きく減少しており、このままでは上値を目指すのは難しいといえます。

8月19日(水)はアメリカ株式の下落で▼86円の20467円で寄り付き10時半に始まった中国株式が一時5%をこえる下げとなると、先物に仕掛け的な売りが出て大引けにかけては一段安となり、▼331円の20222円の大幅反落となり8月12日の安値20303円を切って売転換と同時に上昇トレンドを下に切りました。

8月19日(火)に売転換と同時に上昇トレンド(A)を下に切ったことで一段安となり、8月20日(木)は▼189円の20033円、そして本日は昨日のNYダウの10ヶ月ぶりの安値と一時1ドル=122円台の円高となったことで▼597円の19435円と大幅続落となりました。

NYダウ08-20

 

先週の予測では、前週末の雇用統計の結果を受け、9月利上げ観測が再燃していることから、上値の重い展開が想定されるとし17100ドル~17800ドルのレンジの動きを想定しました。

先週は、週始めの8月10日(月)は中国株高、欧州株高や商品市況の上昇で△241ドルの17615ドルとなるものの、8月11日(火)は中国の予想外の人民元切り下げや6年ぶりの原油安を受け▼212ドルの17402ドルと大幅反落となりました。さらに8月12日(水)も中国人民元が前日に引き続き切り下げられたことで、一時17125ドルまで下落しましたが、外部環境の不透明から利上げが先送りになるとの見方から下げ幅を縮小し▼0.3ドルの17402ドルで引けました。週末の8月14日(金)は好調な経済指標を受けて△69ドルの17477ドルと反発しました。

結果的に予想外の中国利下げを受けて一時17125ドルまで下げ、週末は17402ドルと前週末の17373ドルを上回って引けました。

今週は中国人民元の切り下げを受けた世界株安が一服し、アメリカの9月利上げが実施されるかどうかに市場の関心が移ります。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の今週初めのエコノミストの調査では82%が9月利上げを予想しており、先週の経済指標の内容とFOMCの議事録(19日)が注目となります。早期利上げ観測が高まれば株式市場にはマイナス、早期利上げ観測が後退すればプラスとなります。

ただ言える事は、柴田罫線でみてわかるように、すでに上昇トレンド(A)を切って短期の下降トレンド(B)へ移行しており、上昇しても上値は18000ドル手前となります。17100~17800ドルのレンジが想定されます。

週明けの8月17日(月)は、好調な8月住宅指数を受けて△67ドルの17545ドルと続伸するものの、その後は中国株安から世界の経済減速が意識され8月18日(火)は▼33ドルの17511ドル、8月19日(水)は▼162ドルの17348ドルとなり、昨日の8月20日(木)は▼358ドルの16990ドルと当面のレンジとした17100~17800ドルの下値を切ってしまい、ゆるやかな下降トレンド(B)を下放れする形となりました。次の下値ポイントは16700ドル台となります。

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