リアルタイムサービス(8月18日後場情報)

出島イラスト

日経平均株価は65円安の20554円で終了。今日は買い先行で小高く始まったものの、買い一巡後は先物主導で売られて下げ幅を拡大。
中国株が下げ幅を広げた事、タイなどのアジア市場の株価が総じて安かった事、19日に出て来る7月米FOMCの議事要旨への見極めムードが高まった事などから今日は下げるべくして下げたと言う感じです。
しかし本質的にはボックス相場の中で、手掛かり材料も無く、短期筋の先物売買で指数が上下に動いているだけと言う相場、今は次の材料が出て来るのを待っていると言う状況になります。
今日はファーストリテイリング1社で日経平均を40円ほど押し下げており、それを差し引けば小幅安と言う状況、加えて今日は指数は下落しましたが東証1部騰落数は値上がり銘柄数の方が多く、個別物色意欲は有ると言う感じです。
しかし本格的に買っていると言う状況でもなく、買いの中心は買い戻しです、直近売っていた投資家の買い戻しによる上昇では上値も限定的、もう暫くはボックス相場的な展開を想定ながら対応する投資環境になります。
昨日発表された日本の4-6月期GDPがマイナス成長になり、中国経済の減速感も鮮明、当然東南アジアや資源国などにも日中経済の減速は悪影響を与えます。
それが回りまわって再度日中経済に悪影響すると言う負の連鎖への懸念も高まっており、仮に9月に米国が利上げを実行すれば東南アジアや資源国など、新興諸国から資金が流出して景気悪化に拍車を掛けると言う事にもなりかねません。
ドル高、新興国通貨安と言う構図は、ドルで資金を調達している新興諸国の企業にとっては負債の増加を意味し、借金を返済しても返済してもドルベースでは減らないと言う現象にもなります。
単に自国通貨が安くなれば輸出が増えると言う単純な構図ではなく、ドルで資金を調達している新興国の企業は多く、新興国通貨安は、インフレ、調達原料高、債務負担増加など、新興国にとっては景気悪化要因になります。
日本との経済的なつながりが大きい東南アジアの国々は、米国が利上げを実施すれば総じて先に述べたような状況になります。
9月に米利上げは有るのかどうか?この点に株式市場が必要以上に気に掛けるのは簡潔に言えばこのような状況が有るからです。
更に中国が人民元の切り下げを実行しただけにさおさらに市場は神経質になっています。
本日中国は株価買い支え政策を終えると言うニュアンスの発表をしています、これまでに買った株は直ぐには売らないものの、新たに買い支え策は講じないと言う表明をしています。
その結果中国株は大きく下落しており、手掛かり材料不足の日本市場ですので明日は再度中国株にらみと言う展開になりそうな感じです。

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