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出島テクニカルワールド(11月30日推奨銘柄 )
- 2020/11/30
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/30(月)日経平均株価は▼211円の26433円で終了。今日は寄り付きに26834円まで上昇し、先週からの上げ幅が1300円を超え、円相場も円高が進み103円台に、さすがに短期的な過熱感が警戒されて買い一巡後は利食いに押されて下げに転じる展開になりました。米株先物が下げ幅を広げた事も日経平均が下げに転じる一因になりました。しかし直近1300円ほど上昇しており今日の下げも適度な調整安です。引き続き利食い売りを吸収する押し目買い待機資金は豊富、売り買いの回転が利いている相場状況に変わりなく、引き続き銘柄重視の発想で、出遅れ、業績急回復、テーマ性をキーワードに買いを考えて行けば、日経平均の日々の値動きに一喜一憂する必要は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値600円】
(東1)カーリットHD(4275) 化学 100株
同社は、産業用爆薬や自動車用緊急保安炎筒などの科学分野、漂白剤として製紙、繊維業界で使用される塩素酸ナトリウムなどの化成品分野を中心に、電子材料などの製造、電池試験などの受託評価を行っています。その他自動車・建機向けスプリングや半導体用シリコンウエハーなども手掛けています。中国を筆頭に欧州や日米でも、今後EV(電気自動車)市場の拡大が予想されており、その動力源としてリチウムイオン電池への注目度が改めて高まっています。EV関連需要をにらみ素材メーカーの生産能力拡大に向けた投資の動きが活発化しており、そのような状況を背景にリチウムイオン電池の試験設備を有する同社に対する見直しの動きが強まっています。PERは14倍程度、同社1株純資産は1100円程度有りPBRは0,5倍程度と割安感が有り、テクニカル面においても3月急落後の戻り高値を更新しており、上昇トレンドは継続中です。割安感の有る、EV・電池関連銘柄としてもう一段の調整安が有れば押し目買いで対応したい銘柄となります。当面の下値支持帯は590円~570円のゾーンになりますのでまずは590円台で1回目の買いを狙い、仮に570円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は650円付近になりますので利食い目処は650円接近時、但し540円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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産業用爆薬や自動車用緊急保安炎筒などの科学分野、漂白剤として製紙、繊維業界で使用される塩素酸ナトリウムなどの化成品分野を中心に、電子材料などの製造、電池試験などの受託評価を行う。その他自動車・建機向けスプリングや半導体用シリコンウエハーなども手掛ける。 |

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