リアルタイムサービス(11月20日後場情報)

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日経平均株価は106円安の25527円で終了。昨夜の米国株は上昇したものの、今日の時間外取引では下落しており、国内の新型コロナ感染者の増加も買い見送りの要因。

加えて今日は3連休を控えた週末で、3連休中の国内新型コロナ感染者の増加も警戒され、総じて買い見送りムードの強い展開になりました。

しかし中小型株中心の個別物色の動きは堅調で、日経平均は調整継続ながら個々の銘柄には押し目買いの動きも入っています。

新型コロナの感染拡大に関しては、買い見送り要因にはなりますが、ワクチンの実用化は見えており、そう言う意味では過度に悲観が強まる事は無いと思います。

新型コロナの国内の感染増加も、上がり過ぎた日経平均の調整を進める上では良い意味での買い見送り材料になっていると思います。

買われ過ぎた後には適度な調整安場面がないと、いずれどこかで行き過ぎた動きの修正が入りますので、大きな反動安にもなりかねません。

国内の新型コロナの感染拡大も、株式市場の行き過ぎた過熱感を冷ますと言う意味では、ほど良い悪材料と言う感じです。

株式市場では、ワクチンの実用化が、売り材料になるのでは?との見方が一部には有ります。

ワクチンが行き渡れば、新型コロナの終息も見えて来ますので、そうなると世界的に実施されている空前の規模の経済対策と金融緩和策が打ち切られるのでは?との見方から、「ワクチンの実用化は売り材料」との見方になっているようです。

結論から先に言えばそのような見方は時期尚早、仮にワクチンが世界中に行き渡り、新型コロナの感染終息が見えても、世界経済が直ぐに感染前の状態に回復する訳では有りません。

更に言えば、世界中に行き渡るまでにはまだ数年はかかると思います。まずは先進国の医療従事者や高齢者、ビジネス関係など、優先順位をつけて順次ワクチンの接種が始まり、その後徐々に行き渡ります。

日本でもワクチンの接種が始まるのは来年の半ばとも言われており、それでも全てに行き渡るには1年以上はかかると思います。

FRBも2023年ごろまでゼロ金利政策は続けると既に表明しています。インフレが多少行き過ぎたとしても許容する、直ぐには金融政策の引き締めは行わないと述べていますので、ワクチンの実用化が売り材料と言うような見方は時期尚早だと思います。

更に言えば、日米欧の各国政府は、空前の規模の財政出動をしていますので、コロナ退治に使った資金をどのように回収するのか?

増税には限界が有り、唯一現実的な選択肢としては少し高めのインフレになるような政策を続けると言う事です。

緩やかなインフレは株式市場には追い風になります、同時に景気刺激策も打ち続ける必要が有り、「ワクチンの実用化は売り材料」とはならず、新型コロナの収束は一時的には景気過熱に繋がると思います。

金融引き締めが有るとすればその後ですので、2024年、2025年辺りには有るかもしれません。したがって、当面は金余り相場による株高基調は続く、そのような考えで良いと思います。

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