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出島テクニカルワールド(11月17日推奨銘柄 )
- 2020/11/17
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/17(火)日経平均株価は△107円の26014円で終了。米バイオ製薬のモデルナがコロナワクチンの臨床試験の初期データで「94.5%の有効性が示された」と発表、先日のファイザーに続くワクチンの好材料出現を受けて昨夜の米国株が大きく上昇。本日の日経平均も寄り付き直後に26057円まで上昇、その後利食いに押されて一時マイナス圏に沈む場面も有りましたが、売り一巡後は再び上昇に転じて26000円台を回復して終了。日経平均の26000円台は1991年5月以来の高値水準です。テクニカル的な過熱感は警戒されながらも、強含みの展開が続く株式市場、先物主導で指数に偏った上昇では有りますが、この先適度な反落は想定しながらも、出遅れ割安銘柄を中心に買いを考えて行くと言う対応が現実的最善と言う感じです。
【銘柄情報】【本日終値312円】
(東1)コニカミノルタ(4902) 電気機器 100株
同社はNECと5G活用によるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進パートナーとして連携を強化、同社主力事業の複合機にサーバーを組み込み、ITマネジメントを一括したプラットフォームとして提供する仕組みを展開しています。中小企業向けにリモートワークなど遠隔業務支援サービスも手掛けており、コロナ関連としても、肺の診断に注力し、AI(人工知能)による画像診断ソフトウェアで医療従事者の負担低減、診断の早期化・確実化に取り組んでいます。業績の悪化を受けて10/20には250円まで売り込まれたものの、10/29大引け後に発表した中間決算において、直近7-9月期は赤字縮小、更に未定としていた年間配当は前期実績と同じ25円を実施する計画を発表、配当利回りは前日終値換算で実に9,5%超となり、本日終値でも8%、この発表を境に同社株も上昇に転じています。テクニカル面でも安値圏でダブル底を形成し、25日移動平均線も上向きに転じています、コロナワクチンの実用化の目処が見え、コロナの悪影響で売り込まれた銘柄への買い戻しの動きも強まっており、同社株もリバウンド狙いで押し目買い狙いで臨みたいと思います。当面の下値支持帯は290円~280円のゾーンになりますので、まずは290円台で1回目の買いを狙い、280円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は340円付近になりますので利食い目処は340円接近時、但し250円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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複合機中堅。関連サービスも展開。液晶TACフィルム世界シェア3割。X線撮影装置(DR)も。柱の複合機は上期に欧州などでオフィス需要減響く。ただ産業用材料や産業機器は下期にかけ回復。法人向けITサービス堅調増。中小企業向けにリモートワークなど遠隔業務支援サービス拡販。 |

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