出世株発掘ドリーム・レポート(2020年11月16日推奨 )

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日経平均株価11/16終値25,906

日経平均1116

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

米大統領選挙でバイデン氏の勝利が濃厚となった後、上昇基調が続いて来た米株式市場も、先週(11/9~11/13)は上昇基調も一服、高値圏でのもみ合い局面となっています。日々好悪材料が交互に出て来るような状況で、まずは、バイデン次期大統領の新型コロナ対策のアドバイザーが「全米で4~6週間のロックダウン(都市封鎖)が必要になるかもしれない」との発言が伝わり、加えて、米議会で議論が続く追加の経済対策案については規模を巡って与野党の溝が依然大きく、米CNBCが「数カ月以内の成立は難しい」と報じた事も、投資家心理を冷やす要因になりました。 しかし一方では、新型コロナワクチンや治療薬の開発進展、早期実用化報道も出て来るなどプラス材料も出て来ており、追加経済対策に関しても共和党指導部から年内には成立させる必要が有るとの発言も出ています。又、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が12日の討論会で、米経済について「2~3カ月は厳しい状況になるかもしれない」と述べた事も株式市場では売り材料視されましたが、同時に米経済の低迷見通しによって、ゼロ金利政策の長期化期待が高まると言うプラスの一面も有ります。米大統領選挙を通過した後は、株式市場を取り巻く情勢の良いとこ取りで上昇して来た株式市場ですので、冷静さを取り戻せば、ある程度の調整安は致し方ない一面は有りますが、しかし米国市場も大局的には経済回復期待は根強く、短期の上げ下げの波は有れども上昇基調の展開が続くとの見方が大勢、仮に一時的に適度な調整安が有っても悲観する事は有りません。

 

先週末の米国市場は、NYダウは399ドル高、ナスダック指数は119P高と共に大きく上昇する展開になりました。前日は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した売りが広がり、300ドル強下落しましたが、懸念売りがひとまず一巡し、ワクチンの普及が追い風になる景気敏感株を中心に買い戻しが優勢の展開になりました。新型コロナウイルスの感染拡大が警戒視されていますが、米国ではワクチンや治療薬の開発進展が注目されており、来年以降の経済正常化に対する期待感から新型コロナウイルスの感染拡大もさほど悪材料視はされず。簡潔に言えば、新型コロナの感染も今が最悪期で、先行きに明るさが見えている事から、米景気回復を先取りするような動きが続いていると言う状況です。 ワクチンに関しては、普及拡大には諸々障害も有ると見られていますが、それでも新型コロナの感染拡大阻止に関しては数歩前進との前向きの見方が株式市場では主流と言う感じです。それは日本においても同じ事で、日本でも新規感染者数が過去最多を更新している状況下で有るものの、ワクチンへの期待感から押し目買い意欲は健在です。

 

先週末に発表された米経済指標は、10月生産者物価コア指数が予想以上に低下したほか、11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想外に悪化。しかし悪い経済指標の発表も、連邦準備制度理事会(FRB)が当面、大規模な金融緩和を継続する理由になるとの見方から逆に好材料視するムードが有ります。更に、まだ敗北宣言をしていないトランプ大統領ですが、15日にツイッターで「選挙が不正だったから彼が勝った」と投稿し、大統領選後、初めてバイデン氏が「勝った」と言及しました。この事は米大統領選挙の決着が長引くのでは?と懸念を後退される事にも繋がりますので、株式市場にとっても追い風になると思います。 但し、「私は何も認めていない!まだ先は長い。これは不正な選挙だった!」と、敗北を認めずに法廷闘争を続ける考えも示しています。

 

先週末の米国株上昇を好感して本日の日経平均も大きく上昇、バブル崩壊後の高値を更新し25900円台まで上げ幅を拡大しています。テクニカル的な過熱感は意識されつつも、新型コロナワクチンや治療薬の開発進展、早期実用化への期待、更には空前の規模の経済対策と金融緩和政策による景気回復期待も加わり、株式市場は調整待ちに調整無しと言う強い展開が続いています。いつかは適度な調整安場面も訪れる事になりますが、長期スタンスで銘柄重視の投資なら、短期的な上げ下げは気にせず、引き続き安値を仕込んで先々の上昇を待つと言う対応で良いと思います。

 

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

東証1部 化学 4275 カーリットHD 11/16終値552

 

買いゾーン①時価 ②510円台 

利食い目処1000円前後 損切り350円割れ

 

同社は、産業用爆薬や自動車用緊急保安炎筒などの科学分野、漂白剤として製紙、繊維業界で使用される塩素酸ナトリウムなどの化成品分野を中心に、電子材料などの製造、電池試験などの受託評価を行っています。その他自動車・建機向けスプリングや半導体用シリコンウエハーなども手掛けています。中国を筆頭に欧州や日米でも、今後EV(電気自動車)市場の拡大が予想されており、その動力源としてリチウムイオン電池への注目度が改めて高まっています。EV関連需要をにらみ素材メーカーの生産能力拡大に向けた投資の動きが活発化しており、そのような状況を背景にリチウムイオン電池の試験設備を有する同社に対する見直しの動きが強まっています。PERは13倍程度、同社1株純資産は1100円程度有りPBRは0,5倍程度と割安感が有り、テクニカル面においても、既に25・75・200日移動平均線を上回って推移するなど株価は底離れの兆しを見せています。EV・電池関連銘柄として、大局的に見て底値圏に有る今、長期投資で安値仕込を進める局面だと思います。

 

4275 カーリットHD 月足チャート

カーリットHD月足MS

 

 

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

 

5/15買い推奨の6890フェローテックHDが本日高値1210円で、推奨時利食い目処とした1200円に到達しましたので利食い完了と致します。

 

7/27買い推奨の6255NPCが本日高値590円を付け、推奨時利食い目処とした600円接近を達成しましたので利食い完了と致します。

 

  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

※次回の提供日は11/25(水)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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