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出島テクニカルワールド(11月12日推奨銘柄 )
- 2020/11/12
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/12(木)日経平均株価は△171円の25520円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウは23ドル安で上昇一服、ナスダック指数は買戻しが強まり232P高と反発。本日の日経平均は朝高後に下げに転じて後場には一時マイナス圏に沈む場面も有りましたが売り一巡後は切り返して上昇、高値警戒感は有れども押し目買い意欲も強いと言う展開です。株式市場の現状としては、短期的な過熱感は否めないものの、バブル崩壊後の高値を更新している事から需給面での上値の重さはなく、出遅れた投資家の買い参戦も加わって下がり難いと言う状況。この先適度な反動安は想定した上で、反動安のリスクが少なく、上昇の可能性を持つ様な銘柄を中心に押し目買い狙いで対応して行くのが現実的最善の対応と言う感じです。
【銘柄情報】【本日終値265円】
(JQ)シライ電子工業(6658) 電気機器 100株
11/5にも買い推奨をして既に利食い済みの同社株ですが、再度買いを狙える状況です。同社はプリント配線板専業メーカで、リジッド配線板の両面、低多層プリント配線板が主体。自動車、エアコン、冷蔵庫などの白物家電、社会インフラ分野などで使用され、中国など海外向け売上高比率が高く、好調な中国経済も同社業績には追い風です。10/12には、5G(次世代通信規格)などに対応した透明アンテナ向けフィルム基板「SPET-SG」の開発に成功し、販売を開始したとの発表を受けて株価は急騰、10/14には一時407円まで上昇しています。その後短期急騰に対する調整局面を迎えていましたが、11/11には312円まで上昇、そして今日は反落となっていますが、週足チャートで見る中期トレンドは上昇トレンド継続中、再度の吹き上げを狙って押し目買い狙いで対応したいと思います。当面の下値支持帯は250円~230円のゾーンになりますので、まずは250円台で1回目の買いを狙い、仮に230円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は300円付近になりますので利食い目処は300円接近時、但し200円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社は、任天堂が大株主に入っている事から、株式市場では任天堂関連として位置づけられる銘柄で、任天堂が新製品などを発表すると同社株も買われる習性も有ります。クリスマス商戦も近づいていますので、5G関連のみならず、任天堂関連としての一面も時期的には期待出来る銘柄です。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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同社はプリント配線板専業メーカで、リジッド配線板の両面、低多層プリント配線板が主体。自動車、エアコン、冷蔵庫などの白物家電、社会インフラ分野などで使用され、中国など海外向け売上高比率が高い。 |

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