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出島テクニカルワールド(11月9日推奨銘柄 )
- 2020/11/9
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
11/9(月)日経平均株価は△514円の24839円で終了。バイデン氏の勝利演説を受けて、米大統領選挙はバイデン氏勝利との見方が大勢に。まだ、トランプ大統領は敗北を受け入れていませんので、若干の不透明感は残りますが、株式市場はバイデン氏勝利を前提に動き出しています。米政治の不透明感が後退し本日の日経平均も大きく上昇、短期的には過熱感も警戒される状況ながら、出遅れ銘柄や安値拾いの買いに関してはさほど警戒する必要は無いと思います。ざっくりと言えば今はやや良いとこ取りで動いている株式市場、この先一旦反動安の場面も有ると思いますが、銘柄重視の対応なら特段神経質になる事は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値342円】
(JQ)フジプレアム(4237) 化学 100株
精密貼合技術を活用して薄型テレビ用光学フィルター等を製造・販売している同社ですが、京都大学が中心となって進めているフィルム型太陽電池プロジェクトに参画し、塗って作れる低コスト・高効率フィルム型太陽電池の実用化の為に封止フィルムや技術を提供しています。米大統領選挙で、バイデン氏勝利がほぼ確定し、環境政策重視を掲げるバイデン政権誕生を見据えて太陽電池関連銘柄への思惑買いが強まっています。又、同社はレーザー光源の開発・製造を手掛けるサイバーレーザー社との資本提携を締結し、高機能レーザー加工機の製造など、工場自動化製品の開発に取り組んでいる事も期待材料となります。本日大引け後に中間決算を発表し、減収減益となったものの、太陽電池関連銘柄への物色意欲は旺盛、明日以降大きく下振れするような動きが有れば、安値待ち伏せスタンスで突っ込み買いを狙い、目先の売り一巡後の再上昇を狙いたいと思います。テクニカル的には300円~280円のゾーンが大きな下値支持帯になりますので、まずは300円台で1回目の買いを待ち伏せし、仮に280円台が有れば買い増しを実行したいと思います。下振れがなかった場合は買い推奨は一旦取り消し、先々安値が有れば再度買い推奨を検討します。当面の上値目処は360円付近になりますので、待ち伏せ価格で買えた場合の利食い目処は360円接近時、但し260円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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精密貼合技術を活用し、テレビ、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等に使われるディスプレイ用光学フィルムが主力。太陽電池モジュール、太陽光発電システムなどにも応用している。太陽電池は超薄型に活路。タッチパネルで中大型の静電容量方式が拡大。 |

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