リアルタイムサービス(11月9日前場情報)

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日経平均株価は473円高の24799円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウは66ドル安と5営業日ぶりに反落したものの、ナスダック指数は4P高と小幅に続伸。

前日まで上昇が続き大きく上昇していますので、週末を控えて短期的な過熱感を警戒した持ち高調整や利益確定を目的とした売りに押される展開で一旦上昇一服の展開に。

加えて、新型コロナウイルスの感染再拡大も投資家心理の重荷となりました。米国では5日、1日当たりの新規感染者数が初めて12万人を突破、感染拡大防止のための行動制限が再び強化され,景気回復が遅れるとの警戒感も高まりました。

朝方はNYダウも上昇する場面が有りました。6日朝発表の10月の雇用統計では非農業部門の就業者数は前月比63万8000人増と市場予想(53万人増程度)を上回り、失業率も6.9%と9月(7.9%)から低下、6カ月連続で改善した事を好感して買いが先行する場面も有りました。

米大統領選挙に関しては、依然トランプ大統領の今後の行動に不透明感は有るものの、ほぼバイデン氏勝利は間違いなく、株式市場もバイデン氏勝利を前提に動き始めています。

トランプ政権からバイデン政権へと政権が移行し、上院の結果がまだ明らかにはなっていませんが、大局的に見ればまずは米経済の回復が最優先との政治的方向性は変わりません。

化石燃料から再生可能エネルギーへとエネルギー政策の変更や、対立から協調へと外交政策も変化が予想され、医療政策や新型コロナ対策などもこれまでの米国とは大きく変化すると思います。

米国の基本政策が大きく変わる事によって、マイナスの影響を受ける日本企業も有れば、プラスの影響を受ける日本企業も有ります。

中にはプラスマイナスどちらの影響も無いと言う企業も有りますが、世界経済に対して長い目で考えるなら、予測不能な言動が多かったトランプ大統領よりも、バイデン政権の方が安定した政策になると言う意味ではプラスではないかと思います。

アメリカファーストから多国間の協調スタイルへと変わる事が予想される米国の政策は、日本経済、日本株にとってもプラスになるのではないかと思います。

本日の日経平均は大きく上昇、時間外取引で米株先物が上昇している事やバイデン氏勝利がほぼ確実視される状況を好感して買いが優勢の展開。

しかし短期的な過熱感は明らかに高まっており、短期的な高値掴みには注意が必要な状況です。

しかし直近の上昇も日経平均先物主導で上昇していますので、中小型の材料株やテーマ株にはさほど過熱感は無く、日経平均の上昇が一服した後には循環物色で出遅れ銘柄が買われる展開が予想され、当面そのような出遅れ銘柄を買って行く事には問題は無いと思います。

今日は東証1部7908KIMOTO(前場終値183円)を買い推奨したいと思います。同社はスマホ、デジタル家電のタッチパネル用ハードコートフィルムの最大手企業、地理情報関連事業も手がけ、IoT向けの特殊フィルムの高付加価値製品を手掛けている事からIoT関連の一面も持ちます。

更に車載センサー用にJCU、島津製作所、関東学院大と電磁波透過膜の成膜技術を開発、自動車業界向けに新たな収益源に育つ可能性も有り、GIS(地理情報システム)のデータ作成を手掛けている事から自動運転関連の一面も持ちます。

業績低迷を背景に同社株も低迷が続き、コロナショックも加わって今年の3月には105円まで下落した同社株ですが、その後は反発に転じて9月以降は160円台で推移、そして10/30に発表された中間決算では2021年3月期には営業利益が黒字に転換する見通しを発表、合わせて未定としていた配当も5円配当を実施するとの発表を受けて一段高に。

同社1株純資産は360円程度有り、業績回復の兆しを考えれば現在の株価水準は割安、加えて11/6大引け後に上限100万株の自社株買いを発表しています。

当面水準訂正高の動きが期待出来ますので、まずは前場終値の183円前後で1回目の買いを実行し、その後安値が有れば180円前後、175円前後と買い下がりたいと思います。

当面の上値目処は230円付近になりますので利食い目処は230円接近時、但し150円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

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