リアルタイムサービス(10月29日後場情報)

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日経平均株価は86円安の23331円で終了。欧州ではフランスやドイツが外出規制を強化し、イタリア、スペイン、英国でも経済活動が制限され、新型コロナの感染拡大が経済に与える悪影響への警戒が強まっています。

米国でも感染拡大は続いており、同時に米大統領選挙を巡る不透明感もリスク回避の動きに繋がり、米株式市場もポジション解消売りが強まる展開です。

中国や日本などアジア地域では欧米ほどには新型コロナの感染は拡大しておらず、新型コロナの状況によって株式市場の値動きも2極化しています。

アジア市場の株式市場は総じて底堅く、欧米市場は売り優勢、新型コロナの感染拡大で再び経済活動が制限されれば、企業業績への懸念が強まるのも致し方有りません。

しかし欧州では、外出規制は強化されますが、工場などは操業を続け、学校などは平常どおり、ビジネスにおいては悪影響は有るものの、春先のような大きな悪影響は避ける方向での規制強化です。

町の飲食店や小売り店舗などは大きな影響が有りますが、経済全体で見れば悪影響は限定的だと思います。

又、経済的な悪影響が出るなら経済対策が打ち出される事になりますので、春先のような急落の可能性は少ないと思います。

新型コロナの感染拡大も楽観は出来ませんが、過度に悲観的に見る必要もなく、銘柄重視の個別対応と言うスタンスなら弱気になる事は無いと思います。

今日も日本市場は売り先行で安く始まりましたが、売り一巡後には下げ幅を縮めて、終ってみれば86円安と下げ幅は限定的です。

本格化している国内主要企業の決算発表が総じて良好な内容で、上方修正が目立つ点も投資家心理には安心感をもたらしていると思います。

又、世界的な金余りの中で、欧米株を売り、日本株に資金を移すと言う、資金逃避の受け皿に日本株がなっているとの見方も有ります。

欧米株が更に崩れれば、日本市場も多少の下振れは有ると思いますが、そのような展開になれば絶好の安値拾いのチャンスになります。

春先の新型コロナの感染拡大で経済が落ち込み、その後世界の中で最も経済の回復を見せているのは中国経済です。

特に中国での自動車販売などは既に前年同期比を大きく上回る好調さで、日本の自動車メーカーも、中国での販売が好調に推移しています。

日本は中国経済との繋がりが強く、中国は日本の最大の輸出先でも有ります、中国経済の回復は日本株への見直しに繋がり、それがここ数日の米国株が下げても日本株は底堅いと言う展開に表れていると思います。

しかしながら底堅い展開が続いても買い手掛かり材料は無く、もう暫くは弱含みの展開が続きそうな株式市場です。しかしテクニカル面では騰落レシオが本日80%程度まで低下しており、もう一段低下すると売られ過ぎ感も意識されます。

ざっくりと言えば弱含みの局面も今は終盤と言う感じです、もう一段の下落は想定しつつも、行き過ぎた安値には買いを考えて対応すれば良し、そう言う状況ですので弱気になる事は無いと思います。

米大統領選挙の結果を確認するまでは何もしないで様子見で良いと思います。結果を見極めてからの買い出動でも遅くは無く、その方が安全度は高くなり、手堅い投資になると思います。

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