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出島テクニカルワールド(10月20日推奨銘柄 )
- 2020/10/20
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
10/20(火)日経平均株価は▼104円の23567円で終了。昨夜の米国株が、新型コロナ感染再拡大への警戒と追加経済対策合意への期待後退でNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。本日の日経平均も米国株安を嫌気して反落となりましたが、米国株の下げ幅を考えれば日経平均の下げ幅は限定的。引き続き日々出て来る材料次第で一喜一憂する展開が続きそうですが、銘柄重視の発想で対応し、安値買いを狙って吹き上げを待つ、そのような投資スタンスなら弱気になる事は無いと思います。全体よりも個を重視、テーマ性を持ち、割安感の有る銘柄を厳選して、安値買いを狙って吹き上げを待つ、そのような投資スタンスが引き続き最善の対応です。
【銘柄情報】【本日終値566円】
(JQ)テリロジー(3356) 卸売業 100株
情報セキュリティーやIPサーバーなどネット製品の輸入販売、企業内システムの構築・保守を主力とする同社ですが、新型コロナの感染拡大に伴い、ビデオ会議装置が好調、連動してITセキュリティー製品やハッカー脅威コンサルも伸び、映像通訳も自治体や病院などに導入が増加、子会社を通じて定額制のオンライン会議通訳サービスの提供を開始する事も発表しています。業績面でも、8/13に発表された今期第1四半期決算は大幅増益で着地、菅政権では各種行政サービスのデジタル化を推進する方針が示されていますが、不正アクセスが増加している現実を考えれば、ネットセキュリティー強化への関心はおのずと高まります。テクニカル面では、7月以降はボックス相場的な展開が続いていますが、冬の新型コロナの感染再拡大が警戒されるムードも徐々に高まり、同時にテレワーク推進、ネットセキュリティー強化ムードの高まりが想定されます。同社株もネットセキュリティー関連銘柄として見直し買いの動きが期待出来ますので、ここからの安値に対しては買い下がりスタンスで対応したいと思います。当面の下値支持帯は540円~520円のゾーンになりますので、まずは540円台で1回目の買いを待ち伏せし、仮に520円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は630円付近になりますので利食い目処は630円接近時、但し480円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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情報セキュリティやIPサーバーなどネット製品輸入販売、企業内システム構築・保守が主力。新型コロナに伴いビデオ会議装置が活況。連動しITセキュリティ製品、ハッカー脅威コンサル伸びる。映像通訳も自治体、病院など導入着実。セキュリティ大手のラドウェアと代理店契約。ハノイ・テレコム子会社とも同分野の合弁会社設立。 |

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