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出島テクニカルワールド(10月12日推奨銘柄 )
- 2020/10/12
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
10/12(月)日経平均株価は▼61円の23558円で終了。先週末の米国市場は追加経済対策への期待が高まり上昇したものの、本日の日経平均は105円台半ばへの円高進行を嫌気して小幅に下落。今週から日米共に主要企業の四半期決算発表が本格化しますので、決算見極めムードも強まり易く、当面は中小型のテーマ株や材料株への物色が強まりそうです。ざっくりと言えば全体よりも個を見て対応する相場環境、引き続き銘柄重視の発想で対応して行けば特に問題は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値300円】
(東1)アルテック(9972) 卸売業 100株
10/6の取引終了後に発表した2020年11月期第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比24,3%増の4億1400万円に伸びて着地、商社事業、プリフォーム事業ともに新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高は前年同期比14,5%減の88億6600万円だったものの、利益面ではプリフォーム事業で生産効率の改善が進んだ事で採算が大きく向上し、大幅増益を達成。併せて、発行済み株数の1,29%に相当する20万株または5000万円を上限に自社株買いを実施すると発表し、10/7には同社株も一時323円まで上昇。その後一旦調整局面を迎えていますが、好業績、低PER、低PBR銘柄で依然割安感が有り、押し目買い狙いで対応しもう一段の上昇を狙いたいと思います。同社は包装、印刷関連など特殊産業機械の専門商社で、3Dプリンタ、省力化の物流用自走ロボットや無人レジ関連に繋がるICタグ関連なども手掛けています。新型コロナの感染拡大を背景に、人との接触を出来るだけ減らすムードの高まりは、同社が手掛ける製品にも追い風になります。新事業として、日本製化粧品・健康食品の中国向けECサイト運営会社を設立、新たな収益源としての期待も高まります。当面は290円~270円のゾーンが下値支持帯になりますので、まずは290円台で1回目の買いを狙い、その後安値が有れば280円台、270円台と買い下がり対応で臨みたいと思います。当面の上値目処は350円付近になりますので利食い目処は350円接近時、但し250円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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包装、印刷関連など特殊産業機械の専門商社。省力化需要強く物流用ロボット好調。プリフォームは前期後半の原料高一服し利幅やや回復。ICタグ関連も一部が翌期にずれ込み2割減。営業益反落。大型3Dプリンタ2台導入し大型対応の造形サービス事業を拡大。3Dプリンタ販売は品種追加し競合と差別化。 |

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