出世株発掘ドリーム・レポート(2020年9月25日推奨 )

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日経平均株価9/25終値23,204

日経平均0925

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

国内4連休中の21日に、米株式市場でNYダウが大きく下落、新型コロナの感染再拡大を受けて英政府が関連規制の強化を発表すると伝わり、欧州株が軒並み下落し米国市場でも警戒売りが強まる展開になりました。英政府の主席科学顧問らが21日、同国の1日あたりの新規感染者数が10月に5万人に達すると警告。英政府は新型コロナの警戒レベルを5段階中で「感染の急増」を示す4に1段階引き上げ、近く規制強化を発表すると報じられ、経済への悪影響が懸念され欧州株が大きく下げ、米国市場でも景気敏感株を中心に売りが優勢となりました。加えて、巨額のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した可能性が伝わったJPモルガン・チェースが3%下げ、バンク・オブ・アメリカなど銀行株全般に売りが広がった事もNYダウを押し下げる要因に。米国市場はその後も、適度な反発は見せるものの戻り売りの流れが続き21日に付けた安値を更新、24日には一時26527ドルまで下げ幅を広げています。現状では米株式市場の流れは下向き、もう一段の下落も想定して対応する必要は有りますが、しかしながら米国株の直近の下落基調もその本質はこれまで買われ過ぎていたハイテク株の調整であり、空前の規模の金融緩和政策や経済対策を考えると、過度に悲観的になる必要は無いと思います。ざっくりと言えば上がり過ぎた反動による必要な調整安局面、それが今の米国市場の正しい捉え方だと思います。

 

欧州での新型コロナ感染の再拡大、米追加経済対策の遅れ、米大統領選挙を巡る不透明感、米中対立激化への懸念など、警戒すべき要因は多々有る相場状況ですが、一方では空前の規模の金融緩和政策や経済対策が打ち出されており、先行き不透明感は有るものの、株式市場の現状としては、経済活動が緩やかに正常化して行くと言う事を前提に動いています。一時は新型コロナワクチンの治験を停止した英製薬大手のアストラゼネカもその後治験の再開を表明し、米国では医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンが、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験の最終段階に入ったとの発表が有りました。経済活動が緩やかに正常化して行くと言う想定の根拠にはワクチンの開発進展や治療薬の開発進展が有ります。今欧州では再度感染が拡大していますが、ワクチンや治療薬の開発進展が有る限り一時的な株価下振れは有っても、過度に悲観ムードが強まる事は無いと思います、ざっくりと言えば3月のような急落は無い、加えて日本市場では、菅政権が掲げる、デジタル庁創設、地銀の再編、中小企業の再編による日本の生産性の向上を目指す、省庁の縦割りを打破する構造改革推進など、それぞれどれも株式市場では好感され易い材料です。買われ過ぎていた米国株、出遅れ顕著な日本株、更に言えばスガノミクス関連銘柄への物色意欲の強さなど、日米の株式市場が置かれている現状には大きな違いが有ります。投資スタンスとしては、全体よりも個を重視、引き続き銘柄重視のスタンスで対応して行く限り弱気になる必要は有りません。

 

日本市場では、週明け28日が9月配当の権利付き最終売買日になりますので、来週月曜日の28日までは底堅い展開が期待出来そうですが、半面、権利付き最終売買日を過ぎた後には配当狙いの買い需要も無くなりますので、29日以降は下げに対して注意も必要だと思います。但し、主力銘柄には29日以降は売り圧力が強まると思いますが、内需系の中小型テーマ株などは、連動して下げるようなら安値買いのチャンスになると思います。引き続き全体よりも個を重視、日経平均の値動きよりも個々の銘柄を見て対応して行けばさほど警戒する必要は無いと思います。日経平均株価の現状としては、直近円高が進んでいる事や欧州での新型コロナの感染再拡大、米追加経済対策の遅れや米大統領選挙動向など、警戒要因が意識されて上値の重い展開になっていますが、個別物色の動きは引き続き堅調です。円高にさほど悪影響を受けない内需系の中小型株が中心に物色され、菅政権の政策に関連するデジタル関連銘柄への物色も強い物が有ります。引き続き下値不安が少なく、吹き上げの可能性を持つような銘柄を厳選し、安値買いを狙って吹き上げを待つと言う投資スタンスなら、不透明感漂う世界情勢もさほど警戒する必要は有りません。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

JQ 電気機器 6862 ミナトHD 9/25終値547

 

買いゾーン①時価②500円台 利食い目処800円前後 損切り400円割れ

 

昨年の11/5号で買い推奨をして既に利食い済みの同社株ですが再度買いを狙いたいと思います。産業用メモリ、デバイスプログラマー、ATMタッチパネルが柱の同社ですが、2021年3月期は5G、データセンターへの投資拡大でメモリ需要は旺盛、世界的なネット需要の拡大を背景にサーバーやデータセンターの能力引き上げの動きが高まっており、コロナ後を見据えた5G、AI投資も拡大、必然的にメモリ需要も高まっており、同社業績には追い風が吹く事業環境です。加えてテレビ会議システムを手掛けているプリンストンの全株式を取得して完全子会社化する事を既に発表済み、安川電機子会社ともインテリジェント・ステレオカメラを利用した位置検出システム開発に取り組むなど手掛かり材料も豊富です。8日の取引終了後、100%子会社ミナト・アドバンスト・テクノロジーズが、画面に直接触れずに操作できる非接触赤外線センサー「ディスプレア」を開発し市場投入したと発表。「ディスプレア」は、一般的なタッチパネルのようにタッチ面としてのガラスなどがついておらず、枠(ベゼル)のみの製品であることから、既存端末への後付けが可能な点が特徴。枠にはLEDなどが実装された基板が内蔵されており、このLEDから赤外線を放出することで位置情報を検出、画面に直接触れることなく、端末を操作することが出来ます。新型コロナ感染防止目的で需要が期待出来る商品です。2021年3月期の業績は既に上方修正済み、足元好業績、半導体、テレビ会議システム、新型コロナ感染防止関連銘柄として再度買いで臨みたい銘柄となります。

 

6862 ミナトHD 月足チャート

ミナトHD月足MS

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

6327北川精機(9/25終値629円)、推奨時利食い目処とした700円に接近中。

6727ワコム(9/25終値711円)、推奨時利食い目処とした800円に接近中。

9758ジャパンシステム(9/25終値554円)推奨時利食い目処とした600円に接近中。

上記3銘柄共に来週は手堅く利食い実行。

  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

※次回の提供日は10/5(月)です。

 

 

 

 

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