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出島テクニカルワールド(9月24日推奨銘柄 )
- 2020/9/24
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
9/24(木)日経平均株価は▼258円の23087円で終了。昨夜の米国株が大きく下落し本日の日経平均も売りが先行する展開で下げ幅を拡大。前場には下げ幅を縮める場面も有りましたが、欧州での新型コロナの感染再拡大や米国での追加経済対策を巡る与野党協議の難航など、世界景気の先行きへの懸念が意識され、後場に下げ幅を拡大する展開に。欧州での新型コロナ感染の再拡大や米中対立激化、米追加経済対策の遅れなどは警戒材料ながら、日本市場ではスガノミクスへの期待は継続中で、配当狙いの安値拾いの買いやデジタル関連の中小型株を物色する意欲は依然旺盛、引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視の押し目買いスタンスで対応して行くなら弱気になる事は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値537円】
(JQ)ミナトHD(6862) 電気機器 100株
9/2にも買い推奨をして既に利食い済みの銘柄ですが再度買いを狙いたいと思います。産業用メモリ、デバイスプログラマー、ATMタッチパネルが柱の同社ですが、2021年3月期は5G、データセンターへの投資拡大でメモリ需要は旺盛、世界的なネット需要の拡大を背景にサーバーやデータセンターの能力引き上げの動きが高まっており、コロナ後を見据えた5G、AI投資も拡大、必然的にメモリ需要も高まっており、同社業績には追い風が吹く事業環境になりつつ有ります。加えてテレビ会議システムを手掛けているプリンストンの全株式を取得して完全子会社化する事を既に発表済み、安川電機子会社ともインテリジェント・ステレオカメラを利用した位置検出システム開発に取り組んでおり、8日の取引終了後には100%子会社のミナト・アドバンスト・テクノロジーズが、画面に直接触れずに操作できる非接触赤外線センサー「ディスプレア」を開発し市場投入したと発表した。同社株も好感買いで9/11には669円まで上げ幅を拡大、その後一旦調整局面を迎えていますが、テクニカル的には上昇トレンド継続中、時流に乗るテーマ性も豊富に持ち、2021年3月期の業績も上方修正済み、足元好業績、半導体、テレビ会議システム、非接触センサー関連銘柄として押し目買い狙いで臨みたい銘柄となります。当面の下値支持帯は520円~490円のゾーンになりますので、まずは520円台で1回目の買いを狙い、490円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は640円付近になりますので利食い目処は640円接近時、但し440円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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産業用メモリ、デバイスプログラマー、ATM用タッチパネルが柱。M&Aで事業規模拡大。メモリ価格下落でも数量増で補う。営業外の持分益拡大。関係会社株売却で特益。21年3月期はメモリが5G、データセンター投資拡大で出荷伸長。 |