リアルタイムサービス(8月13日前場情報)

出島イラスト

日経平均株価は85円高の20478円で前場を終了。連日の人民元切り下げを受けて昨夜の米国株も一時大きく下落して年初来安値を更新、しかし売り一巡後には優良株中心に買い戻しの動きが強まり、原油相場が反発した事も好感されて株価も急速に下げ幅を縮小。
日本市場も昨日の米国株の下げ幅拡大を受けて夜間取引では日経平均先物が一時20040円まで急落、しかし米国市場同様に売り一巡後には下げ幅を縮小し、今日の日本市場も上昇している展開を見ると一旦中国ショックも織り込みは完了したような感じ。
しかしこれで再上昇に転じると言う事では有りません、連日の人民元切り下げのショックは織り込んだと言うだけで、今後は中国の経済指標など、実体経済の動向を注視しながら株価も反応すると言う展開になります。
加えて米利上げの行方がどうなるのか?9月には中国の周近平国家主席が訪米して米中首脳会談も有りますので、米利上げを巡る動向にも株価は敏感に反応する事になります。
中国が人民元切り下げに動く前までは、米国は9月に利上げする、その様な前提で株式市場も粛々と米利上げを織り込むと言う展開になっていましたが、ここに来て中国経済への懸念が高まり、新たな不透明感が浮上したと言う状況です。
中国経済への懸念が高まっている状況で仮に米国が9月に利上げをすれば、事実上ドルとペッグしている人民元も上昇し、元高による中国経済へのマイナスが再度意識されて株価にもマイナスになります。
しかし中国の為に米国が利上げを躊躇すると言うことも考えづらく、現在の米中情勢は株式市場が最も嫌がる先行き不透明な状況とも言えます。
この先中国が明確に内需拡大策となる景気対策を打ち出せば、今回の人民元切り下げも内需拡大の一連の政策と言う事で世界の株式市場にも安心感が出て来ますが、現時点ではその辺りは不透明です。
もう暫くは不透明感を嫌気する展開が続き、株式市場も軟調な展開が続く可能性があります、当面は上よりも下を意識しながら対応して行くと言うスタンスが賢明。
米利上げ時期の先延ばしムードが強まると円高に振れる可能性も有り、円高は日本株の売り材料、しかしながら円高が進むようだと日銀が追加金融緩和に動きやすくなると言う一面も有りますので少し先を見据えれば悲観的になる必要は有りません。
仮にこの先日本株が一時的に大きく下げるような展開になってもその安値は絶好の買いチャンスになります、その様な安値買いの好機が有った時に、買い出動が出来るように資金的余裕は持っておく方が良いと思います。
今日の日本市場も一時先物主導の買いで上げ幅を広げていましたが、10時過ぎに急落して一時マイナス圏に、依然投機筋が主導する乱高下の動きが続いています。
値動きが落ち着くまで無理に売買をする必要も有りません、後場の対応は様子見で良いと思います。

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