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出島テクニカルワールド(9月2日推奨銘柄 )
- 2020/9/2
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
9/2(水)日経平均株価は△109円の23247円で終了。昨夜の米国株上昇を好感して日経平均も買い先行で高く始まりましたが、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、後場には若干上げ幅を広げたものの前場の高値は抜けず、上値の重さを感じる展開。自民党総裁選に関しては、現状では菅官房長官が最有力と言う状況で、安倍政権路線の継続は安心感ながら、それだけでは新たなプラスアルファは無く、買い材料にもならず。今後明らかになる政策の内容を見極めるまでは、日経平均は膠着、個別物色中心の展開が続きそうです。引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視で対応して行けば特に問題は無い投資環境だと思います。
【銘柄情報】【本日終値481円】
(JQ)ミナトHD(6862) 電気機器 100株
産業用メモリ、デバイスプログラマー、ATMタッチパネルが柱の同社ですが、2021年3月期は5G、データセンターへの投資拡大でメモリ需要は旺盛、世界的なネット需要の拡大を背景にサーバーやデータセンターの能力引き上げの動きが高まっており、コロナ後を見据えた5G、AI投資も拡大、必然的にメモリ需要も高まっており、同社業績には追い風が吹く事業環境になりつつ有ります。加えてテレビ会議システムを手掛けているプリンストンの全株式を取得して完全子会社化する事を既に発表済み、安川電機子会社ともインテリジェント・ステレオカメラを利用した位置検出システム開発に取り組むなど手掛かり材料も豊富です。8/28大引け後には2021年3月期の業績を上方修正、足元好業績、半導体、テレビ会議システム関連銘柄として押し目買い狙いで臨みたい銘柄となります。8/31には一時527円まで上昇した同社株ですが、一旦調整局面を迎える可能性有り、当面の下値支持帯は460円~430円のゾーンになりますのでまずは460円台で1回目の買いを狙い、仮に430円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は550円付近になりますので利食い目処は550円接近時、但し400円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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産業用メモリ、デバイスプログラマー、ATM用タッチパネルが柱。M&Aで事業規模拡大。メモリ価格下落でも数量増で補う。営業外の持分益拡大。関係会社株売却で特益。21年3月期はメモリが5G、データセンター投資拡大で出荷伸長。 |