リアルタイムサービス(8月31日後場情報)

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日経平均株価は257円高の23139円で終了。先週末は安倍首相の辞任報道を受けて急落した日経平均でしたが、週末を挟んで過度な不安は一旦後退、今日は買い戻しの動きが強まり日経平均も急反発の展開になりました。

10時半頃には23342円まで上値を伸ばし、先週末の急落前の水準を回復、しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小、105円台半ばの円相場が上値の重石になったと言う感じです。

又、安倍首相の退陣と言う材料は一旦織り込みは完了となりましたが、次期政権の姿はまだ見えず、当面は次期政権の発足を待つと言う感じになります。

現時点ではコロナ対応や経済政策などの継続性から菅官房長官が次期首相の最有力と見られており、政策の継続性と言う観点から見れば、次期政権は菅政権になるのが株式市場にとってはベターな結果と考えられます。

政策が大きく変わらないと言う事は株式市場や海外投資家にとっては大きな安心感に繋がります。

又、今候補に挙がっている候補の中では菅氏が最も消費税の期間限定での引き下げに積極的との評価も有り、コロナで落ち込んだ個人消費の回復期待を高めます。

一方外交面ではやや不安も有り、菅政権となった時には外務大臣が誰になるのかは重要な要素になりそうです。

総裁選の結果に関しては、選挙が終るまでは断定は出来ませんが、現時点では菅官房長官が優勢、このまま菅政権誕生となるなら株式市場にも大きな波乱は無いと思います。

安倍首相は退陣しても日銀の黒田総裁の任期は2023年まで有りますので、金融政策の面では特に警戒は不要です。

日銀によるETF買い、量的緩和政策の継続も変更は無く、更に言えば今はコロナ過で世界中が超金融緩和と空前の規模の景気経済対策を打ち出しています。

新政権においても、世界の流れに反する政策は有り得ず、この先も行き過ぎた安値が有れば買い有利との考えに変りは有りません。

しかし今日は急反発となった日経平均ですが、買い一巡後は上げ幅を縮めて終ったように、長期政権による政治的安定がなくなった事は海外投資家から見れば悪材料で有る事に変りは有りません。

次の政権も長期安定政権になる保証は無く、海外投資家が最も嫌う、不安定な政治状況になる可能性も否定は出来ません。

新政権が発足して、株式市場に安心感をもたらす事が出来るかどうか?それを確認するまでは慎重な投資スタンスが求められます。

世界的な金余り相場が既に始まっていますので、弱気になる事は有りませんが(大きく下げれば買って良しと言う事です)、暫くは上値も限定的と見ておく方が良いと思います。

ざっくりと言えば日経平均は暫くは上げ下げを繰り返すボックス相場、その中で個別物色の動きがどこまで広がるか?

その辺りが投資をして行く上での見極めが必要なポイントになって来ると思います。但し現時点では銘柄重視の投資であれば特に問題無しと考えています。

テーマ性と業績動向、割安感など、銘柄固有の材料を重視して対応して行けば最終的には結果も付いて来ると思います。

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