リアルタイムサービス(8月20日前場情報)

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日経平均株価は161円安の22948円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。
午後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米景気の先行き不透明感が強まり、売りが強まる展開に。

午前中は、追加経済対策を巡る米与野党協議が進むとの期待から堅調に推移していましたが、議事要旨発表をキッカケに株式市場のムードも一変。

米連邦準備理事会(FRB)が発表したFOMC議事要旨(7月28~29日開催分)では、コロナ感染による米経済への悪影響が「中期的には経済見通しにとってかなり深刻なリスクになる」との見解で一致していた事がわかり、米景気回復の遅れが懸念されました。

又、「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)など新たな緩和策に前向きではない事がわかり、一段の金融緩和への期待が強かっただけに失望売りに繋がりました。

景気回復への期待と一段の金融緩和への期待が一旦後退したと言う事になりますので米国株も一旦適度な調整場面を迎える可能性が大。

但し、仮に経済の状況が悪化すればすかさず対策が打ち出される事は間違いなく、米国株の一旦調整も、これまでの行き過ぎた期待先行が修正されるだけの事です。

一段の金融緩和期待が後退した事は円高圧力の緩和になりますので今日は円相場も円安に振れて106円台を回復。

しかし米国株が一旦調整色を強める可能性が意識されて本日の日経平均も売りが先行する展開で下落していますが、22700円付近に位置している25日移動平均線は上回っており、現状ではさほど気にする事は有りません。

仮にこの先、25日移動平均線を切った時には一旦下振れする展開になると思いますが、その場合は日経平均の22500円~22000円のゾーンが下値目処になるものの、先を見据えれば安値買いを考える局面になると思います。

多少の上下動が有ったとしても、既に新型コロナによる経済的悪影響は最悪期を過ぎており、政治も政策対応に動いていますので、3月のような大崩になる可能性は少ないと思います。

大局的に見れば日経平均は上げ下げを繰り返すボックス相場が続き、その中で、ウィズコロナの環境でも業績の伸びが期待出来る銘柄が物色される。

又は、下振れした時には割安銘柄のリバウンドを狙う買いなど、全体よりも個を重視した投資を考えて行くと言う事に変りは有りません。

但しこのどちらにしても買いに関しては安値買いを狙うと言う基本スタンスは変わりません。

世界的に見ても買い手掛かり材料は乏しく、警戒要因には事欠かない相場環境です、しかし空前の規模の政策発動によって下値不安も限定的、おのずと上下を堅い壁に挟まれたサンドイッチ相場のような状況。

引き続き、保有銘柄の値動きを見守りつつ、チャンスが有れば安値買いを考え、同時に利食い出来る銘柄が出て来れば利食いを考える、そのような感じで臨機応変柔軟に対応して行くスタンスが今は最善の対応だと思います。

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