出世株発掘ドリーム・レポート(2020年8月17日推奨 )

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日経平均株価8/17終値23,096

日経平均0817

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

先週(8/11~8/14)はお盆休みの期間で閑散相場の小動きの展開が想定されたものの、始まってみると日経平均は1000円ほど上昇する展開となり、やや想定外の1週間でした。その原因としては米長期金利が上昇して円安が進んだ事、米国で新型コロナのワクチン実用化期待が高まった事、加えて14日のオプションSQに向けて投機筋が買い仕掛け的な動きを強めた事が有ると思います。しかし現状の世界情勢を見る限り、状況が大きく好転するような要素は無く、引き続き不透明要因が多々ある状況に変りは有りません。簡潔に言えば先週は多くの投資家が夏休みの中で、買い材料が相次いだ事による期待先行の動きが日経平均を押し上げたと言う感じです。しかし先週末はSQ値の23350円に一度もタッチ出来ずに終わり、幻のSQとなった事で、今週は一旦適度な調整となる事を暗示しており、本日の日経平均の下落もある意味では想定内の展開です。

 

15日に米中閣僚級のテレビ会議が予定されていましたが、議論する議題を巡る意見の相違から会議は中止になりました。中国のIT企業を米国から締め出す動きが強まっており、第1段階の米中貿易協議の合意の進捗状況も芳しくは有りません。米大統領選挙も控えており、米国の対中強硬姿勢は一段と強まりそうですが、中国はどのような対応をするのか?米中対立が一段と激化する事になるのか?又は中国が大きく譲歩して米中対話継続の姿勢を示すのか?今後の米中情勢には要警戒となります。 世界経済に関しては、これまで発表された経済指標などから判断すれば既に大底は打ったと考えて良いと思います。しかしながら今後も順調に回復基調が続くのか?と言えばそれは違います。依然世界的に見れば新型コロナの感染拡大は続いており、一旦沈静化したものの再び感染が拡大している国も多く有ります。日本や韓国、オーストラリアやニュージーランド、欧州の幾つかの国などがまさにそのような状況で、米国に至っては未だに感染拡大のピークが見えません。唯一感染の再拡大を抑えているように見える中国でも、個人消費が停滞しており、今後米中対立が一段と激化した場合には回復途上に有る中国経済も失速しかねない懸念が有ります。 9月の米FOMCではFRBが一段の金融緩和スタンスを強めるとの観測も有り、それは円高圧力を強める事になりますので日本経済、日本株にとっては要警戒要因になります。堅調な展開が続く米国市場の背景には、ワクチン開発への期待が有りますが、新型コロナのワクチンに関しても実際に打ってみなければ効果が有るのかどうかは解らないと言うのが多くの専門家の見解です。先々新型コロナワクチンに対する期待が崩れた時には再び世界の株式市場が急落すると言う事も無いとは言い切れません。世界経済の今後の状況に関しては、基調としては緩やかな回復基調が続くものの、悪化と回復を織り交ぜながらのまだら模様の回復、そのように見ておくのが妥当ではないかと思います。

 

しかし弱気になる必要はないと考えています。大局的に見た場合には依然先行きへの不透明感は存在する投資環境では有りますが、ウィズコロナ(コロナウイルスとの共存)の環境においても、事業の拡大が期待出来る業種は存在します。簡潔に言えば過度に恐れず、銘柄を選別した上で先を見据えて安値買いを狙って行く、そのような投資スタンスで対応して行くなら仮に一時的な波乱が有ったとしてもそれは安値買いのチャンスに出来ると思います。目先の値動きに一喜一憂せずに、先を見据えた対応に徹する事が結果的には大きな利益に繋がるとの考えに変りは有りません。

 

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 通信 3940 ノムラシステムコーポレーション 8/17終値430

 

買いゾーン①410円台②380円台③350円台 

利食い目処600円前後 損切り300円割れ

 

独SAPのERPソフトに特化する形で、戦略的システム導入コンサルティングを手掛けるほか、オリジナル開発のテンプレートも開発している同社ですが、RPAやビッグデータなど、次世代コンサル分野での受注開拓も進めており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資の担い手として収益機会を広げています。新型コロナの感染拡大を契機としたテレワーク需要の拡大に伴いRPAの活用が改めて見直されており、これは定型的な業務をRPAで自動化する事によって人員を節約し、より付加価値の高い業務にマンパワーをシフトすることが可能となる為。そうしたニーズに同社は機敏に対応し、RPA事業に重心を置く経営で商機を捉えています。足元業績も好調で7/15には2020年12月期の中間決算を上方修正、上半期としては過去最高益を更新しています。20年12月期営業利益は前期比14%増の3億7900万円を見込んでいますが上振れる可能性が有ります。又、無借金経営で財務内容も良好、ウィズコロナによる働き方の大きな変化は同社事業にとっては追い風、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資の拡大も避けては通れず、中長期的に利益成長が期待出来る銘柄だと思います。

 

3940 ノムラシステムコーポレーション 月足チャート

ノムラシステム月足MS

 

 

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

 

 

※次回の提供日は8/25(火)です。

 

 

 

 

 

 

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