リアルタイムサービス(8月3日後場情報)

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日経平均株価は485円高の22195円で終了。先週末の米国株上昇と106円付近まで進んだ円安を好感し、今日は日本市場も買い優勢の展開となり、日経平均は急反発の展開に。

しかし先週末は629円安と大きく下落しており、今日は反発しましたが485円高、先週末の下げを取り戻す勢いは無く、ざっくりと言えば円安に振れた分だけ自律反発したと言う感じです。

チャート上では、先週末の大きな陰線の中で陽線を作り「孕み線」と言うチャート形状で、一旦相場の流れの変化を暗示する形です。

先週末の下げの流れを一旦止め、もう一段の反発も期待は出来ますが、しかしそれも米国株動向や円相場次第と言うのが正直なところです。

日経平均のチャートを見てみると、25日移動平均線は下回っていますが、75日移動平均線は上回っており、当面は25日移動平均線と75日移動平均線の間でボックス相場的な値動きが想定される状況です。

25日移動平均線は22400円台に位置し、75日移動平均線は21500円付近に位置していますので、ざっくりと言えば22400円~21500円のボックス相場と言う感じです。

又は22000円を中心に上下500円程度の変動が想定されると言う言い方も出来ます。

株式市場を取り巻く環境としては円高の動きが一服した事は一安心ですがまだ楽観は出来ません。

国内新型コロナの感染拡大も引き続き警戒される状況が続いています。国内主要企業の四半期決算発表ももう暫く続きます、そして総じて悪い内容が多く、決算が買い材料になるような展開は期待薄です。

米国でも新型コロナの感染は依然拡大中、追加経済対策も与野党対立して実行が先送りされている事は米経済にとってもマイナス要因。

米大統領選挙を巡って、この先一段と米中対立も激化して行きそうで、米国の政治混乱、経済停滞は日本経済にとってもマイナスです。

欧州も経済面においては日米とさほど変らず、中国経済に関しても米中対立の激化を考えれば大きな期待は持てません。

世界経済のV字回復期待も既に大きく後退しており、緩やかな回復と見るのが現実的と言うムードが強まっています。

新型コロナの感染もワクチンや治療薬への期待は有るものの、ワクチンや治療薬も全てを解決する万能薬にはなり得ずという見方が支配的です。

このようにざっくりと懸念材料を列記すれば、先行きに悲観的になりそうですが、しかしこの先劇的に状況が好転する事は無くても、確実に少しずつ状況は好転して行く事は間違いないと思います。

懸念される要因を1つずつ織り込みを進めながら消化して行く、大局的に見れば今はそのような局面です。

懸念要因も織り込みが進めば悪材料も出尽くし、そして懸念要因の織り込みが進む事自体が好材料になって行くものです。

もう暫くは上下に振れ易く値動きも不安定な展開になりますが、銘柄重視で先を見据えた対応を基本に、目先の値動きに一喜一憂せず、じっくりと対応して行けば良いと思います。

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