リアルタイムサービス(7月15日前場情報)

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日経平均株価は325円高の22912円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは556ドル高と大きく上昇して続伸、ナスダック指数も97P高と反発。

米主要企業の決算発表本格化を前に、これまで相場上昇をけん引してきた主力ハイテク株が短期的な利益確定売りに押されたものの、相対的に出遅れていた景気敏感株には買いが広がり、NYダウは大きく上昇。

昨夜発表された大手銀行の2020年4~6月期決算はまちまちの結果に。1株利益が市場予想を上回ったJPモルガン・チェースは小幅高で終えた一方、1株損失が市場予想より膨らみ、減配を発表したウェルズ・ファーゴは大幅安となりました。

当然ながら決算の結果によって個々の銘柄の値動きもまちまち、決算が良ければ買われ、悪ければ売られる、決算発表の時期は、個別物色の様相が強まります。

昨夜の米国株の上昇には、米連邦準備理事会(FRB)の高官発言が追い風にもなりました。

ブレイナード理事は14日、FRBは大規模な資産購入を「持続的に継続させるべきだ」と述べたと伝わり、セントルイス連銀のブラード総裁も同日、「我々が正しくカードを切れば、失業率が大幅に低下する可能性がある」との見方を示したと伝わりました。

FRBが金融政策面で経済と株式市場を支援する方針を示し、投資家にも買い安心感が広がったと言う一面も有ります。

昨夜の米国株の上昇を受けて本日の日経平均も買い先行の展開で上げ幅を拡大、一時22948円まで上昇して23000円に迫る展開です。

強含みの展開が続いていますが、警戒すべき要因が無い訳では有りません。昨夜米国では、香港への優遇措置を廃止する法案にトランプ大統領が署名をしました。

今後中国から何らかの報復措置が出て来るのは間違いなく、暫くは米中対立激化への懸念が高まりそうです。

しかし一方では、中国が米中貿易協議の第1段階の合意に沿って、米国産の農産物を大量に購入しているとの報道も有ります。

米中対立も政治と経済は別物と言うムードも有り、政治的対立が強まっても、経済に関しては冷静な対応が続くなら株式市場への悪影響も限定的です。

又、米中対立も今に始まった事でも有りません、更に言えば今後もなくなる事は有りません。

米中が対立しながら世界経済は動くと言うのが今後のニューノーマルでも有ります。そう言う意味では現時点においては過度に警戒する必要は無いと思います。

昨日中国が発表した6月貿易統計では、輸出・輸入共に前年同月比でプラスに転じ、前年同月比を上回るのは6ヶ月ぶりの事。

中国経済の回復は日本企業にとっても好材料で日経平均にとっても好材料になります。この先中国経済が順調に回復して行くなら日経平均にとっても一段高に繋がる追い風になります。

好材料や懸念材料が入り混じる相場状況ですが、引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視の投資で対応して行けば今の相場環境もさほど神経質になる必要は無いと思います。

今日は敢えて買いを考える状況でも有りませんので、後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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