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出島テクニカルワールド(6月26日推奨銘柄 )
- 2020/6/26
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
6/26(金)日経平均株価は△252円の22512円で終了。昨夜の米国株は金融規制の緩和を好感して金融株が先導する展開でNYダウ、ナスダック指数共に上昇。本日の日経平均も買い先行で始まり後場には一段高で一時22589円まで上げ幅を拡大。新型コロナの感染第2波への警戒は日々高まっていますが、経済活動の正常化を進めればある程度の感染増加は想定内の事、感染を管理しながら経済正常化を進めると言うのが今の世界標準です。日米欧でワクチンの開発も進んでおり、必要となれば追加の政策発動も期待出来ます。日経平均に関しては当面はボックス相場的な展開になりそうですが、引き続き全体よりも個を重視、銘柄重視の投資スタンスで対応して行くなら特に神経質になる必要も無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値279円】
(東1)東リ(7971) 化学 100株
同社は内装材のトップメーカーで、塩ビ床材、カーペット、カーテン、壁紙などインテリアを総合展開しています。新型コロナの感染第2波への警戒が高まる中で、職場でのクラスターや災害時の避難所における感染防止に関心が高まっており、同社も関連銘柄の1つになります。間仕切りやビニールカーテン、抗ウイルス壁紙を手掛けており、関連銘柄の出遅れとして物色が強まる可能性が有ります。同社1株純資産は590円有り、今期業績見通しも減収減益見通しながら1株利益は22円で8円配当予定です。テクニカル面でも緩やかな上昇トレンドは継続中、6月に入ってからは200日移動平均線を巡る攻防となっていますが、ここを抜ければ一段高が期待出来ますので、押し目買い狙いで臨みたいと思います。当面の下値支持帯は270円~260円のゾーンになりますのでまずは270円台で1回目の買いを実行し、仮に260円台が有れば買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は320円付近になりますので利食い目処は320円接近時、但し240円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。多くの飲食店や公共施設など、人が集る場所では今後感染防止対策の需要は高まると思います、安心をアピールしなければ人は来ず、同社が手掛ける商品にもおのずと需要は高まると思います。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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内装材のトップメーカー。塩ビ床材、カーペット、カーテン、壁紙などインテリア総合展開。カーペットは再開発に伴うビル開業でタイル伸長でも、訪日客需要減でホテルが厳しい。柱の塩ビ床材も新設住宅着工鈍化、新型コロナで工事延長が響き上期苦戦。カーテンも低調。人件費、物流費高重い。下期復調でも営業益反落。減配。 |

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