リアルタイムサービス(6月11日前場情報)

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日経平均株価は242円安の22882円で前場を終了。昨夜の米国市場は、NYダウは282ドル安と続落しましたが、ハイテク株比率が高いナスダック指数は上昇して4日続伸、史上初めて終値で1万Pに乗せました。

注目された米FOMCでしたが、現在行っているゼロ金利政策を2022年末まで続ける方針を示し、ニューヨーク連銀が併せて公表した毎月の国債購入額は800億ドルと市場予想の上限に。

ゼロ金利長期化は多くの企業にとっては追い風になるものの、銀行株には長期金利低下による利ざや縮小が嫌気され、軒並み大幅安となり、NYダウを押し下げる要因になりました。

FOMC後に開示された米経済見通しでは失業率は当面高止まりし、2022年でも新型コロナウイルスの感染拡大前の水準を大きく上回るとの予想が示されました。

米経済の正常化には時間がかかるとの見方が市場で改めて強まり、これまでV字回復期待で買われて来た景気敏感株の利益確定売りに繋がったと言う感じです。

NYダウに関してはそもそも買戻しが中心の上昇でしたので、株価水準的には一旦上昇も一服する局面だと思います。

しかし、コロナと共にと言う経済環境でも、利益成長が期待出来るネット企業や半導体関連企業は依然先高感が有ります。

昨夜もスマートフォンのアップル、インターネット通販のアマゾン・ドット・コム、ソフトウエアのマイクロソフトがそろって上場来高値を更新。

エヌビディアなど半導体株の一角も買われ、ナスダック指数は史上初めて終値で1万Pに乗せて終っています。

今後も米国市場はナスダック指数が株式市場を牽引する展開となり、NYダウは米景気状況を反映するような展開になると思います。

本日の日本市場は、NYダウの続落、円高進行、米経済のV字回復期待の後退などを背景にポジション解消売りが優勢で日経平均は下落。

寄り付き直後には22791円まで下げ幅を広げましたが、今日も売り一巡後は切り返して下げ幅を縮めています。

メジャーSQを明日に控えて、SQに向けての買い戻しの動きも既に一巡、SQ通過後には一旦調整色が強まると見られていますので、今日はポジション解消売りが優勢な日本市場と言う感じです。

しかしこれまでにも繰り返し述べて来たように、日経平均は一旦調整色を強めても、個別物色の動きは続きます。

全体よりも個を重視、そのようなスタンスで対応して行けば、日経平均の一旦調整入りも特に気にする必要は有りません。

日経平均に関しては来週以降は一旦調整色が強まると思いますが、しかし銘柄重視で見れば出遅れ感の有る銘柄は多く、個々の銘柄を厳選して買いを考えて行くならさほど警戒する必要はありません。

引き続き全体よりも個を重視、そのような投資スタンスなら特に問題は無いと思います。

引き続き基本スタンスは押し目買い狙い、但し買いを急ぐ必要はなく、じっくりと安値を見極めながら買いのタイミングを判断して行けば良いと思います。

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