リアルタイムサービス(6月9日前場情報)

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日経平均株価は147円安の23030円で前場を終了。昨夜の米国市場は先週末に続いて引き続き買い優勢の展開でNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。NYダウは6日続伸となり、ナスダック指数は過去最高値を更新する展開に。

前週末発表の5月の米雇用統計で雇用者数が市場予想に反して急増し、米経済が早期に持ち直すとの期待が昨夜も継続。

明日の10日には、FOMCの結果発表も控えており、会合後の議長会見で、金融緩和策を続ける姿勢を改めて強調するとの見方も買い安心感につながっています。

昨夜の米国株は上昇したものの、円相場が108円付近まで円高が進んだ事も有り今日の日経平均は売りが先行する展開で株価も下落。

昨日は日経平均23000円台を回復し、一旦目標達成感も出て来ますので、円高進行が一旦目先の利食いを進めるキッカケになっている感じです。

加えて直近の急激な上昇による過熱感は既に警戒すべきレベルに達していましたので、一旦調整色を強める動きはいつ起きても不思議では有りません。

テクニカル面から見れば日経平均の最初の下値目処は5日移動平均線が位置している22700円台です。

ここを切れば22000円付近までの値幅調整となりそうですが、仮にそのような展開が有るとすれば週末のSQを通過して来週以降と言う感じです。

それにしても米国ではナスダック指数が過去最高値を更新し、日経平均に関してもコロナショックで急落する前の水準までほぼ回復しており、実体経済の現実を見ると、上がり過ぎでは?との心配も有ります。

空前の規模の経済対策や金融緩和政策が打ち出され、経済活動も正常化に向けて動き始め、行き過ぎた悲観の巻き戻しによって、株価も多少は上に行き過ぎる事は理解出来るものの、それでも現状の株式市場の展開は出来過ぎ、株式投資をする上においては若干割り引いて見ておく必要は有ると思います。

日経平均が仮に今21000円付近なら妥当な感じがしますが、23000円はやや上がり過ぎ、その原因としては、2番底を想定して売り込んだ投資家の売り残高が高水準に有り、損失覚悟の買戻しを迫られ、売り方の踏み上げの買戻しが日経平均を必要以上に押し上げていると言う背景が有ります。

ざっくりと言えば、この先買戻しが進んで行けば、買い戻しによる株価押し上げ効果も徐々に小さくなって行きます。

最終的には押し上げ効果もゼロになり、次は買い上がって来た投資家の利食い圧力が強くなって行きます。需給環境も時間の経過と共に変化して行く、その事は常に頭に入れながら対応して行かなければなりません。

日経平均に関しては今は上がり過ぎで注意が必要、しかし銘柄重視で見れば出遅れ感の有る銘柄は多く、個々の銘柄を厳選して買いを考えて行くならさほど警戒する必要はなし。

引き続き全体よりも個を重視、そのような投資スタンスなら特に問題は無いと思います。

引き続き基本スタンスは押し目買い狙い、但し買いを急ぐ必要はなく、じっくりと安値を見極めながら買いのタイミングを判断して行けば良いと思います。

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