リアルタイムサービス(6月1日前場情報)

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日経平均株価は257円高の22135円で前場を終了。先週末の米国市場は、NYダウは小幅安でナスダック指数は大きく上昇。トランプ大統領の対中制裁に関する会見を控えて、米中対立への懸念から売りが膨らみ、下げ幅は一時300ドルを超える場面がありました。

しかし、トランプ米大統領が午後に発表した制裁措置が警戒されていたほど厳しくなかったとの見方から米株式市場も下げ幅を縮小、株式市場にも安心感が高まる展開に。

トランプ大統領が午後に開いた会見で中国への制裁として米国が香港に認めている優遇措置を見直す手続きに入ると発表。

一方、貿易合意の撤回や追加関税には言及せず、1月の貿易交渉の「第1段階の合意」が破棄されるとの警戒感があったため、発表内容は市場が警戒していたほど厳しい内容ではなかったと受け止められ、株式市場も好感する展開に。

NYダウは一時プラス圏に浮上する場面も有り、ナスダック指数は、米中の貿易摩擦への懸念が和らぎクアルコムやエヌビディアといった半導体関連株が買われ、120P高と2月下旬以来、約3カ月ぶりの高値で終えました。

香港を巡る米中対立激化への警戒が高まっていましたが、トランプ大統領の会見もふたを開けてみればさほど強い制裁発動は無く、米株式市場にも安心感が戻る、先週末の米国市場はそのような展開になりました。

しかし一方では、警察が逮捕時に黒人を死亡させた事件をキッカケに、全米で暴動が起きており、これが米経済活動正常化を遅らせるとの懸念から今夜の米国株の下落が警戒されています。

コロナ騒動が落ち着いたと思えば次は黒人による暴動、米中情勢も先行き不透明で有る事には変り無く、強含みの展開が続いている株式市場ですが、引き続き楽観に傾き過ぎず、慎重なスタンスで買いで攻めて行く、そのような投資環境が続きそうです。

本日の日本市場は、注目されたトランプ大統領の会見も無難に通過し、今日は買いが先行する展開で日経平均も大きく上昇。

加えて、東京都が今日から経済活動正常化をステップ2に進める事も好感されています。

新型コロナの感染拡大は一部の国を除いてはピークを過ぎ、日米欧では経済活動正常化を進める動きが強まっています。

株式市場もこれを好感する展開になっており、加えて空前の規模の経済対策と金融緩和政策も投資家心理に安心感をもたらしています。

しかし経済活動の正常化においては、多くの制約が付く中での経済活動正常化であり、ざっくりと言えばこの先順調に経済が回復しても、コロナ前と比べると7割程度しか回復しないとも見られています。

ざっくりと言えば当面は7割経済で動いて行く世界経済と言う事になります。それで企業業績はどこまで回復出来るのか?雇用などにどの程度悪影響が出るのか?不透明な要因は多々有り、引き続き慎重な対応が求められる投資環境が続きますが、銘柄重視の個別対応と言う発想であればさほど問題は無いと思います。

全体よりも個を重視、引き続きそのような投資スタンスが今の相場環境においては最善の投資スタンスになると思います。

今日は買いを考える局面では有りませんので後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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