リアルタイムサービス(5月29日前場情報)

新リアルイラスト

日経平均株価は62円安の21854円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落の展開に。トランプ米大統領が29日に対中政策に関する会見をすると伝わり、米中対立が激しくなり、世界経済の減速につながるとの懸念から取引終了にかけて急速に利食い売りが強まる展開に。

中国が28日に全国人民代表大会で反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択した事に伴い、米政権は対中制裁を科す見通し。

トランプ大統領の会見を控えて、金融や半導体関連など幅広い銘柄に売りが膨らみ、それまで上昇していたNYダウは急速に下落に転じる展開になりました。

NYダウは、上昇幅が一時200ドルを超える場面もありました、朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は高水準が続いたものの、前の週からは減少、失業保険の継続受給件数も減少し、労働者が職場に戻りつつある事を示しているとの見方から株式市場も好感。

一方、第三者の書き込みに対してSNS(交流サイト)企業の免責条件を狭める内容の大統領令にトランプ大統領が署名すると伝わり、SNSのフェイスブックが下落、インテルやマイクロン・テクノロジーなど半導体株も売られる展開に。

しかし中国の香港国家安全法も中身の詳細は今後数ヶ月かけて決定されますので、今は大枠だけが決まったようなものです。

今後の米中による話し合いの結果次第では、中国が妥協して来る余地は有り、香港国家安全法に関しては今後の動向を見極めて行く必要が有ります。

昨夜の米国株の下落も、直近の上昇を考えれば大局的に見れば適度な調整安です、香港国家安全法の採択も目先の利食いを出すキッカケになっただけと見るのが現時点では妥当な見方だと思います。

昨夜の米国株下落を受けて、本日の日本市場も売り先行で始まり日経平均は反落。しかし昨日までの上昇がやや行き過ぎと言う状況でしたので、今日の反落も過熱感を冷ます為の適度な調整安です。

そして日経平均は下落しているものの、売り一巡後には押し目買いで切り返すなど底堅い展開は変りません。

理想的にはこの先21000円付近まで数日かけて下げてくれる方が行き過ぎた過熱感もなくなり日経平均も息の長い上昇になりやすくなります。

短期的に大きく上昇してしまうと、どうしても行き過ぎ感が強まり、どこかで大きく下落して乱高下の激しい不安定な値動きもなりかねません。

何事も行き過ぎは良く有りませんが、株価の値動きに関しては尚更です、緩やかにじりじりと上昇して行く展開が上昇相場が長続きする上では理想的展開です。

しかしそれも日経平均に関して言える事で、銘柄重視の個別物色ならさほど警戒する必要も有りません。

相対的に出遅れ感の有る銘柄、割安感の有る銘柄、それに加えて業績やテーマ性を考えて対応して行くなら引き続き押し目買い狙いで対応して行く投資環境に変りは有りません。

後場の対応は保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います、今日は週末ですので、新規の買い出動は来週以降考えれば良いと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2020年12月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページ上部へ戻る